2012年1月13日金曜日

休養3日目

もう少し。朝起きた時、そう思いました。後、少し休めばまた少し良くなる。

今日の山の天気はコロコロ移り変わっているように下からは見えます。風が強そう。
雪が降ったり、晴れたり、曇ったり忙しい感じ。

私は晴れたすきにジムへ行きました。雪上で練習ができないのであればせめて体力だけでも温存したい。

数時間前ジムへ行く途中の景色。ちなみに今は雪がたくさん降っています…

 とは言っても足の種目しかできません…何もしないよりはましと言う感じです(笑)

昨日のことですが、いつも仲良くしてくれるJuliaのお家に行きました。買い物をし、Jonと3人でご飯を食べ、長い夜を様々な話をしながら過ごしました



ホウレンソウ、ベーコン、そしてチーズのKnoedel!
スーパーで出来合いのものを料理しただけですがレストランのように美味しかった^0^♪
最近分かったのですが、ドイツの子供たちは4年生の時に3つの学校に振り分けられます。Hauptschule、Realschule、そしてGymnasium。学校の成績順に振り分けられるらしい。

Haputschuleはそのまま誰でも続けて通えるのですが、Realschule、またはGymnasiumへ進むためには成績が良くなければいけないそう。

習う科目はほぼ同じだけれど、Hauptschuleでは少しペースを落として教えるそう。そしてRealschule、 Gymnasiumではそれぞれ習う科目数が増えるらしい。

Gymnasiumに入る事ができないとなかなか大学への道は難しいとのこと。 

日本も中学、高校、大学受験と大変だけれど、わずか10歳で将来がほぼ決まってしまうドイツの子供達も大変だなと思いました。

Juliaもやっぱりその頃かなりプレッシャーを感じたそう。Gymnasiumへ行けなかったら大学へ行けない、親ががっかりすると思い、不安でしょうがなかったと話していました。

また大学での学び方についても話が出ました。最初なかなかJuliaが話してくれていることが分からなかったのですが、ドイツ(そしてオーストリアも?)では大学は自分という人間をゼロから確立させるための場所なのだそう。

他の国のように、与えられた事を学び、暗記し、テストう受けというのではなく、全てに対してまず、疑問視から入り、それぞれの疑問に対し、一人一人独自の答えを探す場所みたいです。

そのまま受け売りはタブー。そのような教育の在り方はドイツの歴史に深くかかわっていました。ナチスの時代に犯した間違えを二度と繰り返さないため、それぞれが自分で一度考え、自分が一番良いと思う答えを出すのだそう。

そのせいだろうか。こちらでは皆で集まってお食事をするとき、かなりシリアスな議論になる事が多いです。こちらの大学生がしっかり自分の意見を持って、それぞれの考えをぶつけ合いながら、お互いを尊重しながら語り合える理由が少しわかったような気がします。

そして、自分ももう少し見習わなければいけないなと思わされます。

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