Traudi

バフバフ三昧のスキーから帰って来て、2時半頃遅めのお昼を家のキッチンで食べていたら、ペンションのオーナーのTraudiが緑のかつらやら赤い鼻やら、いろんな仮装用の品物を持って入ってきました。

今週はFaschingの週。Faschingと言えばアメリカのハロウィンのように皆仮装します。通常火曜日が一番盛り上がって皆が仮装する日なのですが、昨日あたりから町中でもちらほら仮装している人を見かけます。

今日はまだ土曜日ですが、TraudiがRufusを連れていく犬のトレーニングの集まりでFaschingだから仮装しようと言う話になったらしく、トレーニングの時間に仮装を間に合わせようとTraudiは大忙し。

赤と白のチェックの古い枕カバーを切り、蝶ネクタイを作ったり（Rufusの分も）…

屋根裏から亡くなった旦那さんのスーツを出して来たり…

そんなこんなしている内に遅刻しそうになっていましたが、仕上げにEier Punsch（卵、砂糖、白ワイン、バニラで作られた甘い飲み物。冬、特にクリスマスの時に良く飲むそうです）が入ったボトルとよれよれのハンカチをポケットに入れRufusにもチェックのリボンをつけ颯爽と出かけて行きました。

そして…

ジムから帰って来て、キッチンにいるTraudiに「？皆Traudiの格好気に入っていた？」と聞いたらがっかりした様子で「仮装してきたのは私だけだったの！」と嘆いていました。

皆で計画したのに…　1人だけ…　日本でも良くあることです。

更に「私が一番年上なのに…」と一言。

私の目にはいくつになってもいろんな企画にのって楽しく生きているTraudiはとても素敵だと思ったので「一番年上でも、その中でTraudiが一番楽しい人だと思うよ！皆仮装してこないでつまらないね」と言ったら、「そうね、私が一番楽しいわね！」とTraudi。

家の中にあるもので工夫を凝らし楽しいコスチュームをあっという間に作ったTraudi。いくつになってもいろんな事を「楽しめる」Traudiが大好きです！