2012年3月11日日曜日

あれから一年…

今朝の新聞の一面。

「一年たった福島」

オーストリアでも日本の状況はテレビや新聞で大きく取り上げられています。

あれから一年…

想像を絶する一日を思い起こす

想像を絶する災害。日本に帰国してすぐ、信じられないことが次から次へと起き、一体どうなってしまうんだろうと毎日思いながら過ごしていました。

絶望的な状況に置かれている人々がたくさんいるのに、力になることができなかった。自分のできることなんて何もなく、できたとしてもそれは驚くほど小さかった。

とにかく、自分の目の前の仕事、やらなければいけないこと、できることを行い、一日でも早く”普通の生活”ができるように祈っていた。

そんな状況の中、日本、特に東北で直接被害を受けた人々は強かった。がんばった。

キルヒベルグの友達や一緒に滑ったお客さんが全員日本に住む人々のここ一年の歩みを絶賛しています。

まだまだ大丈夫とは言えない状態ですが、これからまた一年、家族、友人が元気に生きていること、普通の生活ができること、ごく当たり前だと思っていたことができる幸せに日々感謝しながら生きていきたいと思います。

2 件のコメント:

Emiko in Kitzbühel さんのコメント...

去年地震が起きてから色んな報道を見て、沢山の思いがあった。日本との時差が8時間で、オーストリアは6時46分。あの時に苦しんだ人々の思いをずっと忘れてはいけないと思って、早朝に起きて、Internetで日本のTVをつけて追悼式を見ました。国は離れていても、自分はやっぱり日本人だと認識した朝でした。私にできることは少ないけど、この気持ちを少しでもこっちの友人達に伝えていけたらと思う。

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

えみこさん、

遠く離れていてもそうやって思う気持ちが大切だと思う。その気持ちがえみこさんの周りの人に届き、つながり、それがまたなんらかの形で日本に届くのだと思う。

本当に、本当に悲しい出来事だったけれど、あの日は絶対に忘れてはいけない自然から人間に対するメッセージだったんだと思う。

日本人だけではなく、世界の人、皆に対しての警告だったんだと思う。

お互いできることは少ないけれど、あの日を忘れず、日々生きていけることに感謝し、頑張っていこうね!