オーストリアのクリスマスイブ

今年のクリスマスは毎年スクールで一緒に働くシルビア、マリー、とクララの家に招待されました。 家に行くと2日前にはなかったクリスマスツリーが綺麗に飾られていました。

アメリカでは12月初めから1月2日くらいまでクリスマスツリーは飾りますが、オーストリアではクリスマス直前に飾り、すぐに片付けてしまうとのこと。こんなに綺麗なのにもったいない！

着いてツリーを楽しんでいたら、すぐにシルビアに出てきて”クリスキンドが来るから子供たちは皆お部屋に行きなさい”と言われました。今日は私も子供の仲間に入っていいとのことだったので、居間から出て行き、クララの部屋へ行き4人で待機しました。

居間では窓を開けてクリスキンドが飛んで入って来れるようにするそうです。

お部屋で待っている間クララやマリーに聞いたところ、クリスキンドは誰も見たことのない天使で、恐らく光が飛んでいるように見えると思うと言われました（ティンカーベルみたい？）。 しばらくするとベルが鳴り、居間に戻るとクリスマスツリーの下には驚くほどたくさんのプレゼント！そしてツリーにはろうそくが灯され、花火がピカピカと光っています！！！！あまりの美しさに感動しました！

お腹がペコペコだった私達はプレゼントをあける前にご飯を食べる事に。今日のメニューはラクレット。去年も紹介したかもしれませんが、上はオイル焼きみたいな鉄板があって、下はオーブンみたいな感じで熱くなっていてそこにチーズを入れた小さなお鍋を入れるとチーズがとろとろに溶けるので、それをお芋とか、上の鉄板で焼いたお肉とかにかけて食べるお料理です。（食べるのに夢中で写真がないのが残念です．．．）

お腹を満たしたところでプレゼントの時間に。たくさんのプレゼントを次から次へとあけて行きました。嬉しいことに私へのプレゼントもちゃんとありました。 あけても、あけても続くプレゼントの山を全部開封するのに1時間ほどかかりました！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たくさんのプレゼントに囲われ、嬉しそうなマリーとロニカ

こんなにたくさんのプレゼントを全部小さな天使が持って来たのです。 しかも、今回はマリーたちがツリーを飾ったみたいですが、通常はツリーもクリスキンドが魔法の腕のひと振りで飾ってくれるらしいです。今回も最後の仕上げのろうそくや花火はクリスキンドがやってくれたようです。

オーストリアの温かなクリスマス。今まで体験してきたクリスマスとは一味違うもの。シルビアいわく、子供たちがもっと小さいともっと興奮してもっと楽しいんだよと言っていましたが、初めての体験だった私は十分楽しめました。今年のクリスマスは最高な思い出になりました。