2010年2月10日水曜日

2月なのに

今年の2月はいつもと違う…
いつもの2月は毎日忙しく、インストラクターが足りなくて困る位だったはずなのに。
今週はすごくお客さんが少ない… インストラクターが余る位…

なぜか不思議で聞いてみたら今週はチロルやザルツブルグ州がお休みに入ったらしい… そう考えると納得。常にスキー場のそばにいる人たちがわざわざキルヒベルグに来て休暇を過ごすわけがない。

ヨーロッパは日本やアメリカとは違って一斉に休暇を取らず、地域によって休暇がずれています。例えばオーストリアは3つの地域が3週間に渡って休みを取ります。

1週目はウィーン…
2週目はチロル、ザルツブルグ…
3週目はニーダー・エーストライヒ…

他の州もあるはずだけれど、スクールの事務をやっているぺトラはこのように説明してくれました。

そしてキルヒベルグに一番良く来てくれる大切なお客様のオランダは国を2つの地域に分け、2月の最後の2週間にどっとやってきます。

ということで私たちスキースクールにとって2月は主に1週目はウィーン、3週目、4週目はオランダからのお客様でいっぱいになり、2週目はもともと2月の中でもお客さんが集まりにくい週だそう。

それでも去年までと比べて明らかにお客さんは少ない… 不況のせいかな?とぺトラに聞いてみたら、いつもに比べてウィーンが休みの先週も少なかったから確実にそうだと思うと言われました…

スキー王国にもいよいよ不況の波が…とちょっと暗い感じになりましたが、何事もやっぱりちょうどいいのがいい。少なすぎず、多すぎず。

来週からのパンパンに混む状況を考えるとオランダが休暇を2つに分けるのではなく、3つに分けてくれれば、2月の2週目もお客さんが集まりやすく、3週目、4週目も混み過ぎなくてちょうどいいのにとぺトラは語っていました。

なるほど。合理的だ。日本もこれに習って休みを地域によって分割してくれると渋滞や混雑が少なくなり、更に経済効果も出るのではないかなと思わされました。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

グリュースゴッド!!
Kitzbuel 近辺は以前はUKとかRussiaなどからたくさん来ていたと思いましたが、真っ先にRussia の客が消え、UKからも減ったのでしょう。金融危機の影響は歴然ですね

私はチロルが好きで個人で何回もスキーに出かけたことがあるので大変懐かしくよく読ませていただいております。なお、St.Johann
のSimon 昨年、日本に来たとき
レッスンの通訳をしたことがあります。なお、日本ではスノークエストで時々見てもらっています。
チロルのスキー修行がんばってください。

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

そうですね。確かにロシアからのお客さんはだいぶ減りました… キルヒベルグはオランダのお客さんが多いのですが、確かに1月に多いアイルランドやスコットランドのお客さんは減った気がします… 

それでも一人でも多くスキーを楽しい!と思ってもらえる人が増えるように私たちは頑張っています♪

Keiichiさんはスノークエストにも行ってくださっているのですね!私も今年は3月中旬位に顔を出す予定です!

それまではこちらで頑張ります♪♪