2010年2月26日金曜日

扉が開かない!

オーストリアの電車(それともヨーロッパの電車全般なのかな?)は日本の電車と全く違います。何がそんなに違うの?と思うかもしれませんが、まずは日本の電車のように停車駅のアナウンスはありません。なので次がどこの駅なのか窓の外を見てホームの上にかけられている駅名が書かれている看板を見るか、周りの人に聞くか、しなければ分かりません。

そんな訳で私はキルヒベルグに来て2年目になるまで一人で電車に乗ったことがありませんでした。今は土地勘が少しは身に着いたのでそれ程難しく感じなくなりましたが、初めて電車に乗り、Woergl(キルヒベルグから20分くらいのところ)に行った時はドキドキものでした。

そして、更にドキドキするのが扉です。日本では電車が停車したら扉は必ず開きます(たまに雪国で開かない電車もあるかと思いますが…)。こちらは乗る時も、降りる時も扉の横にあるボタンを押す、またはちょっと古い形の電車だとレバーを引き開けなければなりません。

なので簡単に降りて駅の確認をして違ったら飛び乗る。なんて事はなかなかできないのです。

今日私はキッツビューエルからキルヒベルグに帰るため電車に乗りました。いつも乗りなれている区間なので全く不安も感じず乗っていたのですが…

なんと、キルヒベルグの駅で扉が開かず降りることができなかったのです!!!!

キッツビューエルの駅で電車を40分強外で待っていたので体は冷えているし、夕食時でお腹も空いていたのでかなりショックは大きかったです。ちょっと古い電車だったのでレバーを引いて開けるタイプだったのですが、何度引いても扉が開かなかったのです。そして電車はそのまままた発車していしまいました。

そんな訳で私は隣駅のBrixen in Thaleまでそのまま行ってしまいました… また開かない恐れがあったので今度は扉を変えて降りました。今回は全く問題なく降りることができました。

何故あの時扉は開かなかったのだろう…

でも、ラッキーな事にBrixen in Thaleで時刻表を確認したら数分後にまたキルヒベルグに停車する電車が来ることが分かったので、それに乗ってまたキルヒベルグに戻りました。停車して扉が開くまではかなりドキドキものでした。

今日は、アナウンスで次の停車駅を伝え、扉が必ず開き、ホームの上のアナウンスで駅名を伝えてくれるそんな日本の電車のありがたみを心の底から感じました。

4 件のコメント:

noriko さんのコメント...

あらら…それはとんでもなく災難だったね…
でもすぐにキルヒベルグ行きの電車があって良かった!
だけどどうしてキッツで40分も電車を待ったの??
遅れたのかな??

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

最悪でしょ?

待ったのはただ単にお医者さんが終わって駅に着いてから次の電車までが40分だっただけ。

Woergl行きのバスもあったんだけれど、後ろから駆け足で行ったのに、一瞬止まって、ゆーりに気づかず行ってしまったの。

昨日は朝からずーーーーーーーーーーーーっとついていなかったんだ…

のりこ さんのコメント...

朝からずーーーーーーーーーーーーっとついていなかったとは??
なんだなんだ?!

yuri_in_kirchberg さんのコメント...
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