2012年2月5日日曜日

勘違い

引き続き極寒のキルヒベルグです。

午後からは去年教えていたNigelとMikeのレッスンが決まっていたので、午前中の指示を受けに朝スクールの集合場所に行きました。町中にある集合場所でもうすでに-20度でした。

普段寒いと思いながら、のんびり人と話しながら指示を待つのですが、今日は本当に辛かったです。8時45分前に到着し、1時間くらいたったところで顔が痛くて、ネックウォーマーをあげ、顔を覆いました。10時過ぎた頃には体が心底冷え、耐えられなくなり、いろんな資材が入っている小屋へ友達と非難。

10時半頃にやっと解放され、山の上に向かおうとしたところ、これから山へ向かおうとしている子供のグループに出会いました。6歳から10歳くらいの年齢に見えましたが、グループの半分くらいが泣いていました。

1人に「どうしたの?」と聞いたところ、指が痛いと泣いていました。確かに子供にとっては耐えられない寒さ… そんなわけで、自分が使っていたホッカイロを手袋に入れてあげました。

その後、バスでその子にまた会って、「大丈夫になった?」と聞いたらまだ首を横に振っていました。もう手が暖かくなってもおかしくないはず。おかしいなと思いましたがその時は、寒くてもう全てが嫌になっちゃったんだろうな、なんて勝手に思っていました。でも、今、書きながら彼女の言葉をはっきり思いだしました。彼女は「Zehen、つま先」が冷たかったのです!!!

あー、大きな勘違い。はっきりその場でその言葉を聞いたのに、なぜか手が冷たいと思いこんだ私。そして、夜までそれに気付かないとは…

ホッカイロを渡してから女の子は、泣きやんでいたし、バスの中で会った時も、もう泣いていなかったのでてっきり問題は解決できたんだ、と思っていました。

でもそうではなく、彼女はきっとつま先が痛いのに手袋の中にカイロを入れ、大丈夫と聞く変なスキー教師に驚いて泣きやんでいたのではないかと思います…
川も凍ってしまうくらい…
でも、氷の上を流れる水の情景はとても綺麗です

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