普通に働いている時はなかなそんなに時間をとることができないのですが、滑れない今、時間に余裕があるのでそれを有効活用し、辞書で分からない言葉を調べながら新聞を読みドイツ語のレベルアップを図っています。
今朝もどの記事を読もうかなとページをめくっていたら、見覚えのある写真が!
右側の写真がたけしさんです^0^ |
なんと以前キルヒベルグのスクールで一緒に働いていた、たけしさんです!!!何故オーストリアにもういないたけしさんが新聞に???と不思議に思い、あわてて見出しに目を向けると、「チロル州のスキーインストラクター3人に1人は外国人」と書いてありました。
記事の内容はかなり簡単に要約すると、
「昔はチロル州の教師と言えば、当たり前のようにオーストリア人だったが最近のレッスンはドイツ語だけではなく、英語、チェコ、ハンガリー、ロシア語などの言語が使われ、教師の3人に1人は外国人である。
スキーをするためにオーストリアを訪れる外国のお客様は母国語でのレッスンを望んでいる。そのため、外国人教師を雇うのだが、最近需要の多いロシア語圏など、国によってはなかなかビザが取得できない。
外国人教師が増えることがオーストリアのスキー教師のイメージダウンにつながると思わない。なぜならオーストリアで教えるためにはオーストリアで講習を受け、資格を取る必要があるからだ。
時代は変わり、国際的需要に対応できなくてはならないのだ。」
そして、オーストリアでスキー教師の資格の最高峰、Staatlich(国家検定)を取得した外国人の例としてたけしさんの写真が出ていたのです。
この記事を読んだあと、また更に何ページかめくると今度は「チロルの中にロシアの町を作る」という内容の記事が…
現象としては日本のニセコの町と同じような感じなのではないかと思いますが、お店、商品、広告など、すべてロシア語になっている状況を写真で伝えています。
確かにキルヒベルグでもロシア人が多い1月の初めの時期になると、ロシア語のメニューを外に出しているレストランなどがあるし、ロシア語をしゃべるインストラクターの需要が一気に上がります。
そして近年、チロル州の失業率があがり、雇用もまずはオーストリア人、つぎにEU、つぎにその他の外国人、となっていて、日本など、その他の外国人のビザはなかなか取得できなくなっています。
この2つの記事は全く別の視点からのものですが、今日の新聞に同時に掲載することは全く無関係ではないんだろうなと感じました。
それにしても、チロルの新聞に友達の写真が載っているなんて朝からちょっとうれしい驚きでした^0^
0 件のコメント:
コメントを投稿