2013年1月26日土曜日

キッツビューエルのレース

昨日からキッツビューエルの3連戦が始まっています!

昨日はスーパーG。

病院のはしごをしていた私は残念ながらほとんど見れませんでしたが、St.Johannの病院の待合室で待っている間何人かだけ見れました。レースの時間だな、見たかったなと思っていたらそれまで消されていたテレビが点いたのです!さすがスキー王国です♪

そして今日は一番の目玉のダウンヒル。

天気は昨日のスーパーGの時と一転し晴れ♪
「狂っていなければ優勝できない」と言われているキッツビューエルのダウンヒル。

去年まではスイスのDidie Cucheと言う選手が5連覇。彼が引退した今誰が優勝するのか皆注目しています。

3日間のトレーニングの成績を見るとノルウェーのSvindalやオーストリアのKroellという選手が有力で、新聞でも2人は取り上げられていました。

私は個人的にいつかレースの後のインタービューの時Svindalがすごく感じ良かったので彼を応援していましたが、残念ながら彼は9位に終わり、優勝はイタリアのParisでした。

テレビで見ている間中ハラハラ、ドキドキでした。今シーズン、結構レースをよく見ているし、過去にも何度も見ていますが、こんなにも見ていて恐い思いをしたことないのではないかと思うくらい。

スタート直後の数名はそれこそ「神風精神」かと思うくらい、山の上から落ちてきました。ちょっと雪がボコッとしていたらどこかへ吹っ飛んで行って大怪我をするのではないかと思うくらい。

それでも彼らは2本の板に体を預けゴールに向かって行きます。

何が彼らにそうさせるのだろう。命は惜しくないのか。怪我は怖くないのか。自問自答しているうちになぜか涙が出てきました。

この斜面を降りてくる選手たちは皆すごい。自分の滑りを本当に信じていなければ絶対にゴールまで滑りきることはできないと思う。その自信を育むために彼らはどれだけ練習を積まなければいけなかったのか…

改めて彼らのすごさを感じさせられるレースでした。

明日は最終日のスラロームです。私のホームゲレンデで行われていて、仕事もないのに(正確に言うとできないのですが…)テレビの前で見ることしかできないのは本当に残念ですが、お部屋の中で静かに日本選手の応援をしたいと思います!

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