2013年3月7日木曜日

Gschwantler

キルヒベルグで一番おしゃれなお店と言えば、間違えなく誰もが”Gschwantler"と答えるはずです。

もともとGschwantlerは私が以前住んでいたスクールの寮の向かい側にあった靴屋さんでした。地味な店構えでしたが、良く見るといい靴があり、私はそこで山登り用の靴、会社用のパンプス、そして一番最近では去年ブーツを買っています。

一方、おしゃれの代名詞とも言える方の”Gschwantler"は去年、私が一年目の時に住んでいた寮の跡地にオープンしました。

高価そうな靴、バッグ、アクセサリーや洋服がショー・ウィンドウにいっぱいで最初はなんでこんなお店がキルヒベルグでオープンしたのだろう???と違和感すら感じました。どちらかというと、高級リゾート地の隣町、Kitzbuehelにありそうなお店だなと思いながら、通り過ぎるたびにショーウィンドウ横目に素敵なディスプレイを見ていました。

そしてついに…

去年のシーズン終わり、シーズン中ずっと目を付けていた青いバレリーナがどうしても欲しくなり、自分へのご褒美とかなんとか理由を付けて買ってしまったのです!!!

その時、お話した店員さんは、「冬の間はとてもうまく言ったけれど、これから暖かくなるにつれ、お客さんが減るから夏を乗り切れるか心配」と、言っていました。「来年まだここにあれば、うまく行ったってことよ」と。

そして今年…

夜キルヒベルグに到着し、次の朝町に出たらなんと、”Gschwantler"がもう一軒道を挟んだ元銀行の跡地にあるではありませんか!

よっぽど夏うまく行ったんだろうなぁ…

そう思い、忙しい時期が終わったら一度中に入ってみようと楽しみにしていたら怪我をしてしまったのです…

そして怪我をして家に籠っていた間、友達やTraudiから新店舗が素敵でワインバーもあるんだよと言う話を聞き、ずっとどんな感じなのか見たく、行ってみたいなと思っていたのです。

今日、その念願が叶い、Traudiに連れて行ってもらいました^0^♪


Traudiと二人で優雅なティータイム♪
Traudiから話に聞いていたガラスのティーカップ。
透明なカップで紅茶なんてとても素敵です♪
2重構造になっていて熱くありません^0^

お茶を飲んでいたらレトロな感じでとても素敵な機械が目に入りました。Traudiに聞いたらこの機械はプロシュットというハムの塊を薄くスライスするためのものだとか!かっこいい♪


そして、噂に聞いていた地下のエリアへ。銀行の金庫のエリアがワインセラーになっていて、そのまま金庫のドアを使っていると聞いていましたが…

噂通りです!!! 
元金庫の扉で、外の重い扉と、中の鉄格子の扉の2枚構造をそのまま生かしています。

ワインセラーの中にもテーブルがあり、東京の街中のワインバーに来た気分です!

ワインの事は全然分かりませんが、ワイン好きはたまらないと思います!

今年は今日が最初で最後だと思いますが、来年は友達とたくさん遊びに行きたいです!

最後に余談ですが、なんと、あの寮の前の地味な靴屋さんとこの高級感溢れる2つの店舗が同じチェーンだということを今年聞かされ、超驚きです!親子で経営しているのだろうか… どう考えても同じチェーンには思えません…

2 件のコメント:

pensionar さんのコメント...

 キルヒベルグは狭い町なので人間関係は濃いのかもしれませんね。親しくなるとそれぞれの人間味が感じられ、更に親しみが増す人もいるので、私もこれから色々な人と話をしたいと思います。
来年は、是非ここでワインを飲みたいす。

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

Pensionarさん、

確かにそうなのかもしれませんね!この数日間荷物の片づけを始め、2か月ぶりにいろんな人に会って、キルヒベルグに住む人々の温かさを感じていたところです。

とてもいい町です。

来年はぜひ、このワインバーへ行きましょう!