2009年2月27日金曜日

救世主のStefan

今日は風と雪(雪崩の危険)のためFleckalmbahnが閉まったため、Kirchbergの人たちのほとんどがPengelsteinで滑っていました。私も担当していた子供3人とPengelsteinを上がっていたのですが、状況はかなり大変。斜面はボコボコだし、コントロールを失った人たちがビュンビュン降りてきます。
3人の中の一人がまだ4歳でかなり危ない状況だったので、スクールの裏山に戻りたいなと思っていたら、ちょうどいいところにMandyのグループが現われました。残りの2人を彼女に預ける代わりに、降りるのに苦労をしていたデイビーも一緒に4歳のトインと連れて帰ることに。
デイビーは9歳。少し恐がっていて、特に左ターンに自信がないみたいで少し急で左に曲がらなければならないとピタッと止まってしまいます。トインは小さいのにとても上手にスキーに乗っていました。ただ今日は雪が降ったばかりの状態で吹き溜まりやコブがたくさんあったので、まだ小さくて力のない彼にゴンドラを登った斜面は難しい状態。とにかく早くスクールの裏の安全地帯に行きたいと2人を連れて降りていましたが、とにかくPengelsteinは斜面は人でごった返し。右も左も上からコントロールを失って降りてくる人が続く状態で4歳のトインがぶつけられたら大変!でもデイビーは全く動かない…


そんな状況の中2人をなんとか下に降ろそうと悪戦苦闘しているところに救世主のStefanが登場。彼は13、14歳の上手な子どもを担当していましたが、トインを一緒に連れて降りてくれることに。おかげで私は動かないデイビーを降ろすことに集中できました。


Stefanの助けのおかげで2人とも無事に降り、スクールの方面にお互い帰りたかったので、Pengelsteinのレストランの混雑を避けるため、帰る途中にあるリフトホテルに一緒に食べに行くことにしました。

Lift Hotelにやっとたどり着いたのが1時半頃。元気をなくしていたトインとデイビーも飲み物や御飯が来たり、StefanやStefanのグループの大きなお兄ちゃんに助けられ少しずつ元気を取り戻しました。


一生懸命Kaiserschmarren(パンケーキみたいなデザート。こちらの子供はよくお昼に食べています)を食べるトイン。

デイビーと一緒に遊ぶStefanとお兄ちゃん達


だいぶ元気を取り戻したトイン


ご飯を食べ終わり、少し休んだ後、



ご飯を食べ終わり、お絵描きに夢中




Stefanに準備を手伝ってもらうトイン

再びバスに。Stefan達はGaisbergへ。私達はスクールの裏の練習場へ。一緒に楽しいお昼を食べたStefan達がGaisbergのバス停で降りたときデイビーもトインも寂しそう。


でも、滑りなれた練習場に戻りすっかり元気に!デイビーは苦手な右ターンとTバーリフトを克服。トインは今日初めて持ったストックを得意げに使い、とても楽しそうに残りの時間を滑っていました。

Stefanのおかげで2人とも無事Pengelsteinの混雑から帰り楽しいスキーができました。Stefan本当にありがとう!!!

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