川べりの道

時が経つのもあっという間でキルヒベルグでの生活も残すところあと２週間弱。

今日は久しぶりにスクールの寮に住んでいた頃走りに行っていた川べりの道へ行きました。そこは私の大好きな道です。

今の家に移ってからは同じ川を反対方面へ向かって走ることがほとんどでしたが、今日はどうしてもあの道へ行きたくなりました。

川の流れる音。雪の上を滑りながら走る感じ。ここへ来るとなぜか気持ちが落ち着きます。最近気温が上がり、暖かい日が続いていたので、さすがに道の上の雪も溶けてぐさぐさでした。ちょうど砂浜を走るような感触。

いつもはお散歩をしている人や犬と必ずすれ違うのですが、今日は足場がぐさぐさのせいかずっと一人でした。

いつもの折り返し地点までたどり着いた頃、さすがに靴の中に水が染みてきたので、さらに先まで走り、橋を渡り、

線路の下をくぐり反対側にある舗道を走って帰りました。


この素晴らしい自然の中にいれるのもあとわずかと思い、記憶にしっかり刻み込めるように景色を眺めながら足を一歩一歩前に進めながら帰りました。