2009年3月22日日曜日

志渡さん登場!

St. Anton2日目。

今日は一日休みを取ってくれた晴美ちゃんと一緒にスキー場へ向かいました。Galzigのロープウェイのところで昨日一緒に滑ろうと約束した志渡さんを待ちました。

ワンシーズンSt.Antonにいる志渡さん。昨晩のお食事のときの話だと天気が悪かったら来てくれなさそうな感じ。でも、昨日の夜お別れの時、「また明日!」と念を押したのできっと来てくれる!と思っていたら、朝の人ごみの中から志渡さん登場!!!




しかも、最近まで行っていたカナダのお土産メープルシロップ漬けのサーモンも持参!


登場をひとしきり喜んだあと、天気は怪しかったけれど、とりあえずVallugaを目指そうとロープウェイを上がりました。





3本乗り継いで展望台の下に着いたところで少し青空が!?


視界は良かったので昨日と同じコースへ進みましたが、今日の気温は昨日より5度高いマイナス10℃。同じVallugaなのに昨日と雪が全然違います。(気温のせい?それとも、昨日滑りまくって疲れている足のせい?)


足が疲れを訴えていましたが、それでもやっぱり楽しいパウダー♪


2人のシーフューラー(スキーガイド)に挟まれてすっかり安心。でも、今日もあの岩場で一苦労しました…(真剣にロック・クライミングの練習をしないと...)

ひとしきりパウダーを楽しんだ後、またZuersに出てきました。でも、今日はそこから違うコース。反対側に見えているZuerserseeのリフトを登り、そこから左へ降り、斜面をトラバースし、小さな木がたくさん生えている北斜面のフカフカな最高な雪を降りました♪
障害物が苦手な私も滑り始めたらなんだか大丈夫な気分になり、楽しく降りましたが、晴美ちゃんや志渡さんはびっくりするようなスピードでどんどん降りて行きます!

そして着いた先は初めて訪れている晴美ちゃんが働いているLechの町。

歩いているとかわいいレストランや教会が。




そしてなぜか道端にオーブンが!!!




実際に使っているのかわかりませんが、そのオーブンの裏にあるパン屋(私が察するところこのオーブンの持ち主であると思われる)に私達は入りました。


中はとても可愛い感じ。



おいしいパンを食べ、温かい飲み物を飲みながら様々な話をした後(日本語ってなんて楽なんだろうと思いながら話していた私でした…)、Lechの町中を通り、町の真ん中から出ているロープウェイに乗りました!さすが高級リゾート!と思いながらエレベーターに乗って乗り場まで行く構造に感動する私でした。(田舎者?)




ここからがもう分けわからなくなってしまった私ですが、


滑っているうちにStubenの町に着きました。(地図をしばらく眺めましたが、良く分かりません…)




そこからやはり昨日と同じように2つのリフトを乗り継ぎ、上に上がりましたが、今回は昨日と反対方向に向かってトラバース。

反対側に見えた斜面。St. Antonのスキーヤーは新雪を求めてどんなところでも登って入って行きます


志渡さんと晴美ちゃんはいつも相談しながらコースを決めてくれるのですが、一生懸命聞いていても私にはちんぷんかんぷんです。相談の結果、あまり登らなくて良いコースで最後はタクシーに乗らないと帰れないコースを滑ることに決定。


ここから志渡さんが前を滑ってくれたのですが、あっという間に消えてしまい私はいつもどうすればいいか分からず、一度危うくせっぴを超えてしまうところでした!


ですが、恐がりの私です。斜面お急降下ぶりにビビってそこで躊躇していたら後ろから来た晴美ちゃんが先を滑り、道を教えてくれました。


そこもすごい斜面でしたが、そこからまた更にすごい障害物の多いコース。2人は水を得た魚のようにスイスイ降りて行きますが、私はびびってどんどん取り残されて行きます。とにかく降りて行ったら待ってくれていた志渡さんの姿が見え一安心。


そして最後は私が不得意な道。またまた肩くらいの高さにえぐれているカーブに遭遇。昨日はびびって止まってしまったので、今日はがんばるぞ!と思い、勇気を振り絞って曲がったら大丈夫でした!ビビっている自分がバカみたいなくらい。


そこをクリアしたと思ったら次は凍った雪崩の跡。その中にスキー2本がぎりぎり通る分のシュプールがりましたが、ここはやはり小心者の私。雪崩の跡の上に乗り上げてしまいました。なんとかいろんな難関を乗り越えると待っている晴美ちゃんの姿が。しばらくの間ラングラウフ・コースの上を滑り、安心でしたが、最後はどこが道なのか分からないところを晴美ちゃんはピョンピョン滑り下りて行きました。私もなんとか、ズルッ、ドカンと降り…


なんとか着いて行った先にはレストランが。ここで喉の渇きを癒しながらタクシーの相乗りの相手を待つことに。



レストランの席から見上げた最後の斜面。


この頃にはすっかり晴れていたので、気持ち良く外の席で日向ぼっこ。志渡さんのお土産のメープルシロップ・サーモン登場。久しぶりのお魚。シロップで甘いのかと思いましたが、とてもいい味付けでなかなかおいしかったです♪


その後、さらにTopfenstrudelというチーズでできたケーキを食べ、のんびりしているうちにタクシーの相乗りの相手もどんどんいなくなり、最後はマーティンに迎えに来てもらう事に。


ただ、そこは普通の乗用車が入ってはいけない場所らしく、入って来れるか不明。私達はタクシーを呼んでくれようとしていたレストランのおじさんに自分たちで呼べると断り、取りあえず、スキーを履いて少し降りることに。


そうしたら少し降りた先でマーティンはもう待ってくれていました。


そこで、最後のびっくり。1メーター位の雪の壁の上を滑っていたのですが、そこを晴美ちゃんは一っ飛び!私も頑張って一っ飛びしましたが...どっちかというとズドンという感じ。後ろの志渡さんはその壁を横滑りしながら降りました。

一っ飛びも驚きでしたが、その壁を横滑りして降りれるということが目からうろこ。いかに自分が雪に慣れていないか思い知る感じでした。

最後に晴美ちゃんとマーティンが住むペンションに到着してから、3人の日本人と一人のドイツ人で、バリバリお煎餅を食べたり日本茶を飲んだりした後、晴美ちゃんが日本から持ってきたとっておきの北海道米にふりかけ、そしてインスタントみそ汁を飲み、日本の味を満喫しました。

見た瞬間に日本のお米だとわかるきめ細やかさ♪ 日本の味を満喫しているとあっという間に電車の時間に!

楽しかったSt.Antonも今日で終わり…

私は満席だった電車の車両の間のドアのステップの所に座り、トコトコと走る電車の中で音楽を聴きながら楽しいスキーを思い出しながら帰りました。

電車の遅れでぎりぎりだった乗り換えにも成功し、無事キルヒベルグに到着。St.Antonでの2日間は最高に楽しかったけれど、キルヒベルグに到着し、ホッと安心した私でした。


マーティン、晴美ちゃん、志渡さん、楽しい2日間を本当にありがとうございました ^0^♪ 来年はぜひ一緒にSki Tourに連れて行ってくださいね!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Kirchを離れて、随分楽しそうな日々をすごしていたのね!!
ねえねえ、志渡さん、安比の方?
1995年の11月に、Obergurglで私と一緒にAnwärterのコースを受けた方かな・・・??

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

そうだよ!安比の人!昔SIAのデモンストレーターだったんだよ!

一緒にAnwaerter受けたんだぁ。

やはりスキー業界は狭いね…

ところで、ウムラウトどうやって打っているの?