2009年12月28日月曜日

BineBineファミリー最終日

今日はBineBine一家の最終日。

予報では天気が荒れるとのことでしたが、最終日にふさわしい快晴となりました!




昨日パーティーで夜遅かったので、今日はゆっくり目にスタート。一番簡単なSonnenrastやKitzbuehel方面のロングコースも昨日までにクリアしています。

今日は一歩大きく前進できるかどうかの境目。Sonnenrastで軽くウォーミングアップした後、またKitzbuehel方面へ。途中の急斜面をしっかりスピードコントロールしながら弧を描いて降りる事が出来れば、新たな斜面へ進むことができます。

昨日は同じ斜面でSaraが転んだのをきっかけに、家族全員ドミノ倒し状態。でも、愉快なビネビネ一家はそんな時もいつも笑いが絶えません。今日はどうかな?と思いながら先頭を滑りましたが、今日はばっちり、スピードをしっかりコントロールし全員降りれました!

さぁ、次はSteinbergkogelへ!と思った瞬間、末っ子のDouDouが先を急ぎ、いつものリフトへ向かって降りて行ってしまいました...仕方なく、もう一度Kitzbuehel方面の長いコースへ。そして念願のSteinbergkogelへ上がろうとしたところ、目の前の急斜面にお母さんのアミアが「ここは無理」の一言。

迂回コースを滑るから大丈夫と説明し、リフト乗車。降りたら今度はDouDouが目の前の絶壁を見て涙...いくら迂回コースへ行くと説明しても8歳のDouDouにはなかなか理解してもらえず、とにかく降り始めて大丈夫なことを見せてあげる事に。

しばらくの間元気を取り戻したDouDouも黒の急斜面と交わるところでまた涙。またまた騙し騙し、前へ進み大丈夫なことを見せます。

そして、一番難関な斜面に来たところで、何年か滑ったことのあるお父さんのMahiには自由に滑ってもらおうと思い、集合場所を説明。残りは楽に降りれる迂回ルートに連れて行こうとしたところで、さっきまで何度も涙を流したDouDouが突然お父さんと難しい方へ行くと言い始めました。お母さんは猛反対。でも本人が”恐い”と思っていなければ大丈夫だということを説明したらお母さんの許可が下り、DouDouとSaraはお父さんについて行き、大成功! 転ばずに降りました! お母さんのAmiaと一番上のお姉さんのMinaは迂回コース。迂回しながらも見下ろす急な斜面に驚いていましたが、無事集合場所に到着。そこからは家族全員スイスイ降りて行きました。

そして、そこからまた新たな挑戦へ!そのままAlte Kaserを通り、Maier3 の下部へ。ここは多くの人が恐怖を感じる場所。

そこでも勇気のあるDouDouとSaraはお父さんについて行き、かなり急な部分を降り始めました。でも今度はさっきみたいにはいきません。少し滑ったところでDouDouは暴走。Saraもスピードオーバーで転倒。

AmiaとMinaを安全なコースで下した後、2人の救済へ行きました。そこからまた滑り始め、下まで無事到着!そして次の難関のMaier3のリフト。このリフト降り場がかなり急で、この間教えたダリルとあきこさんも転倒したところです。

DouDouはお父さんに任せ、私はお母さんと乗車。MinaとSaraは少しあけてから乗るように言い、リフトで登りました。結果、お母さんがかなりすごい体制で私に支えられながら降りて行きましたが、後はばっちり難なく降りてきました。

さぁ、次は?というところでお父さんから「今日は終了」の一言。続けざまに新たな斜面を滑り下り、スリル満点な一日を後にし、ゴンドラで降り、町でまたまたイタリアンでデザートまで食べました。

そしてお腹を満足させたところで、次はソリに初挑戦!

スキーを初めて履いたスクールの裏山に登り最後はそり遊びで締めくくり。気が付いたらすっかり暗くなっていました。


3日前、雨の中の初めてスキーを履いたMoroccoからの一家。最後まで雪の中でフルに遊び、大満足な笑顔で帰って行きました。

楽しかった分、別れの悲しさは一倍。寂しく家路についた私でした。

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