2009年12月24日木曜日

Chriskind

オーストリアのクリスマスはクリスマスイブに家族揃ってお祝いします。もう何年もオーストリアでクリスマスを過ごしていますが、今年初めてわかってびっくりしたことがあります。

アメリカや日本では当たり前のようにサンタクロースがプレゼントを運んで来てくれます。西洋なのでオーストリアでももちろんサンタが運んでくれると思っていたのですが...

オーストリアで教え始めた最初のクリスマスの頃、子供を教えている同僚のインストラクターがChristkindが今日来るね!と言っているのが聞こえてきました。その時からずーっと今まで私は彼女がサンタの事をChristkindと呼んでいる(しかも勝手に若いころのサンタと思い込んでいました)のだとばかり思っていました。

ところがこの間オーストリアの友達にクリスマスはどのように過ごすの?と聞いたところ、Christkindが天使だったということが分かりました。オーストリアでは天使がプレゼントを運んでくれるのです!

彼の家ではクリスマスイブの夜は必ず家族が揃って夕食を食べながら祝うのだけれど、その間クリスマスツリーが置いてある居間は鍵がかかっていて入れないようになっていたそうです。子供たちはクリスキンドが来るのを待ち望んでいて興奮していて食事ものどに通らない状態。するとどこかからベルが鳴り、クリスキンドが訪れた事を知らせます。ベルの音を聞き、居間に向かうと鍵がかかっていたドアは開き、クリスマスツリーの下にはプレゼントが置いてあったそうです。

イブの夜良い子が眠っている間、煙突からプレゼントを持ってきてくれるサンタとは全然違うけれど、小さな天使がプレゼントを運んできてくれるお話もすごく素敵だなと思いました。 6年目にして初めて知った素敵なクリスマスの真実でした!

2 件のコメント:

CHIAKI さんのコメント...

はろー。素敵なクリスマスツリーの写真だねー。天使がぱたぱたとクリスマスのプレゼント運び入れる姿を想像しちゃったよ。
日本のクリスマスのイルミネーションはすっかりLEDが主流だから、ゆうりちゃんの写真にあるような暖かな光はほっとするね。
怪我に気をつけて良い年越しをしてください。

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

きゃー! ちあきさんだぁ♪ 元気??? 確かに日本のクリスマスとは違ってこっちはほんわかした明かりが主流かも… 天使がプレゼント運んでくれるのいいよね! こっちのクリスマスの物語、結構気に入ってます♪