2010年1月22日金曜日

Maria Alm

今日はマリア・アルムで引き続き国家検定の入試が行われました。私は昨日で退散でしたが、スクールの友達、Kathiが今日続けて試験だったので応援に行きました。

今日の試験は3種目。3つのグループに分かれて審査されます。同行していたキルヒベルグスキースクールの校長、ルディー・ラッパーも今日は審査員に加わりました。

Kathiの最初の種目は逆さまのV字型に盛り上がった斜面をショートターンで降りるもの。(こんな説明でわかりますかね…)昨日のウェーブに引き続きコブ斜面の対応能力を図るための種目だと思います。元レーサーのKathiはコブ斜面は苦手と言っていて何回か吸収し損ねましたが無事降りてきました。

次の種目は急斜面のショート。と言っても、これはレッスンのデモンストレーションとしての種目です。すぐ隣に、あさってのハーネンカムレースに出るオーストリアチーム、PrangerやHerbstがスラロームの練習をしているだけあって、かなり固く、凍っている斜面です。

左が試験のコース。真中がオーストリアチームのSL練習バーン。右が昨日のGSバーン。


Kathiの出番を待っていたらたまたまグッドタイミングでプランガーが降りてきたので、ビデオを撮ってみました。(後日アップロードします。なまらうまくて早いです!)

そして最後の種目。低速のパラレル。綺麗にまとめて降りてきました。私が思うに彼女は合格間違いなしです!(今日は結果発表まで待たず、ルディと一緒にキルヒベルグに帰ってきたのではっきりはわかりません…)

試験が終わった後、2人でGSのスキーに履き換えしばらく滑りました。終わった解放感からか目茶苦茶楽しかったです!!!! 試験を受けた皆が滑った逆さまのV字も滑ってみましたがこれもまた楽しい!!! Kathiもコブの練習になるね!と気に行った様子でした。

そして、その後、お昼を食べながら今日からキッツビューエルで始まったハーネンカムレースの一種目目、スーパーGを見てから帰ってきました。私は見逃してしまいましたが、どうやら同僚のIsabelが観戦に行っていたらしくテレビに映っていたみたいです!

優勝はスイスのCuche。おしくもオーストリアのWalchhoferとStreitbergerは2位と3位でした。

優勝決定を見届けてからルディーと3人でキルヒベルグに向かって帰りました。
Maria Almの試験会場。Tバーリフト2本だけの小さなスキー場ですが、オーストリアチームだけでなく、フィンランドやスイスチームも昨日私たちが滑ったGSバーンで練習していました。その傍らで国家検定の試験。そしてその合間を縫うように地元の学校の子供たちも滑っている不思議な場所。こんなにもワールドカップレーサーが身近で練習しているなんて素晴らしいです!

試験に合格できなかったのは本当に残念ですが、いろんなスキーが見れ、内容の濃い、楽しい3日間でした!

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