2010年2月13日土曜日

キッツビューエルへ向かう


昨日から一緒に滑っている10歳のJohannesとお父さんのThomas。おとといドイツの北の方から車で9時間かけてキルヒベルグまで来ました。

スピードに強い、飛ばし屋のお父さんと違い、かなり慎重派のJohannes。到着した日視界が悪く、ボコボコの雪にやられスキーが恐くなったということでスクールにやってきました。昨日の朝、初めて見た時は一番緩やかなSonnenrastでもかなりゆっくり、ヨタヨタと滑っていましたが昨日の終わりには平らなコースは直滑降でスピードを楽しむようになり、赤の斜面もしっかりスピードコントロールしながら降りるようになりました!やはり子供の上達は早いです!!!

赤の斜面も難なく滑れるようになったので、今日は週末の人混みを避けるため、午前中はほとんど人がいないKitzbuehelの町に向かう2本のコースを滑りました。途中途中ハーネンカムのダウンヒルのコースを通るのでその説明をしながら降りて行きました。お父さんのThomasは相変わらずビュンビュン飛ばし、それに負けずJohannesも平らな部分はビュンビュン頑張りました。最後の斜面は「本当に赤?これ黒じゃないの?」と少しビビっていましたがしっかりとスキーを踏みつけながら降りました。

ハーネンカムのゴンドラを上がったところがダウンヒルのスタート。ちょっと見に行こうという事になり徒歩で斜面のふちまで行きました。急なのに驚きJohannesは思わず座りこんでしまいました…



そして、スタートのところには去年の8月に亡くなったToni Sailerを追悼して作られた雪像が。ハーネンカム・レースの時に作られたのですが、あれから寒い日が続いていたのでほとんどそのままの状態で保存されていました。まるで札幌の雪祭りのよう!


スタートの見学をした後、レッスンの締めくくりとして、そしてお家で待つお母さんと2歳半の妹に語る武勇伝として黒の斜面にも挑戦!!!!

最初はこがなければいけないくらいなだらかなのですが、後ろで「ひぇー」といいながら武者震いしていました。まだ急なところじゃないのに(笑)… かわいいJohannes。


       Steinbergkogelの頂上。黒の斜面に向かう前のJohannes。

その後「ここを降りるの???」とわめきながらもしっかりと弧を描きながら降りてきました!1回だけスキーが重なり転んでしまいましたが、いい感じです♪ 幅の広い斜面なのでスキーを滑らせながらもスピードコントロールする感覚をしっかり身につけてくれました。黒初挑戦、大成功です^0^♪

せっかくスキーの調子が出てきたところですが、明日はもう家路に着くことに… もっと滑りたいと騒ぐJohannes。今回はホテルの部屋が取れないが為に短いスキー旅行になってしまったそう… それが悔しくて来シーズンは家族全員でしっかり1週間滞在できるように昨日すでに来年の分のお部屋を予約したんだと言うお父さんのThomas。

すっかりKirchbergとスキーが気に入ったようでした! 来年は妹のFlorentineも3歳半でスキーデビューだそうです^0^♪

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