今日は結局子供のクラス分けをし、片づけをした後、仕事がなさそうだったので裏山のGaisbergで滑っていました。天気も良く、雪もいい感じでしまっている中、気持ちよくフリーをしていました。校長のルディも相変わらず練習に来ていて、オーストリアの女子選手のためにセットされたコースを楽しそうに滑っていました。
Gaisbergはヨーロッパカップも開催されるようなコース。結構急でうねりの多いコースです。ほっておいても難しいコースなのに昨日圧雪車で何か作業しているなと思っていたら、どうやら最後の急斜面が更に長く、急になるように雪を盛っていたみたいです。
リフトであった校長のルディはポールのコースをインスペクションしたところだったのか、そこの部分の事を、「途中ジャンプ台みたいになっているんだよ!」と意気揚々としながら話してくれました。一体どんな風になっているのか気になり、彼の滑りを途中で見ることにしました。
急斜面の入口に立つと、本当に飛んでどこかへ行ってしまいそうな感じでした。コースの横は荒れたオフピステ。自分が滑っていたら確実に急斜面に入る前に板を横にしスピード制御に入るだろうなと思っていたところ、ルディが滑ってきました。そして、さすがは我が校長、まったく躊躇する素振りも見せず、そのまま突っ込んで難なくポールの間を滑って行きました。
オーストリアのスキーヤーは本当に強靭な精神力を持っていると思います。どんなところでもまずは突っ込んで行ってみて、その後「結構大丈夫だった」とケロッと言う彼らを私は何度も見てきました。私の眼には彼らは本当に恐さを心の底から楽しんでいるようにしか見えません... 本当に羨ましい限りです。
恐さをまさに楽しんでいる様子のルディ。1本目滑って安心したのか、2本目はスピードが増し、斜面の変わり目で本当に飛んでいました!
そして3本目。今度はブログに載せるため、写真を撮りたいなと思っていたら呼び止められ、自分が滑った後、デラガケをしてくれと言い捨てスタート。彼の後ろをデラガケして降りると、「今日は本当にいい練習ができた!」と大満足のルディ。
ポール練習が大好きな我が校長ルディ。充実感漂う彼を見ながら、少しだけでいいから自分たちの練習の事も考えて欲しいなぁと思ってしまった私でした。
遠目に見るGaisberg
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