2011年2月7日月曜日

春の陽気

ここ数日キルヒベルグは春のような陽気です。朝晩は放射冷却で冷えるのですが、昼間は+10℃くらいまで上がります。山の上の方で滑っていても暑いなと感じるくらいです。

雪は朝の内は何とか持つのですが、南斜面はお昼頃にはもうぐしゃぐしゃのコブコブです。この調子で行くとまた雪がなくなってしまうのではないかと心配になる位です。

でも、今週来たお客さんは皆毎日晴れていることを喜び、暖かい陽気を楽しんでいます。今日一緒に滑ったJonathanとJoeもお昼ひまわり族のように太陽に顔を向けて喜んでいました。
この2人は中々面白い縁で、JonathanがJoeのフルーツ屋さんでフルーツを買う事から知り合いになったそうです。そしてもっと面白いなと思ったのが、普通プライベートレッスンを一緒に受けるお客さんって一緒にキルヒベルグ来ている仲間のことが多いのですが、彼らは全く別々に来ているのです。Jonathanは彼女と彼女のお父さんとキルヒベルグに来ていて、Joeはまた別に男友達と来ています。
どうやら去年もこの同じ時期にそれぞれキルヒベルグに来ていてたまたまばったり会ったみたいです。
お互い一緒に来ている仲間がスキーがうまく、結構ついて行くのが大変な状態で、どちらもスキーを初めて4年目くらいでお互い同じくらいのレベルだと思うから一緒にプライベートレッスンを受けたいと言う話に去年なったらしく、今年それをついに実行に移すことになったのです。

こんな組み合わせを教えるのは初めてでしたが、なかなか楽しいレッスンになりました。2人とも上手になりたい一心で練習に励み、カービングターンも少しかじり、かなり上達しました。そして「やっぱり一緒にレッスンを受けてみて良かった」と言って喜んで帰って行きました。

まるで地元の友達と地元のスクールに入った感じの2人。2人を見ていて人との縁って本当に面白いものだな感じさせられました。


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