2013年2月16日土曜日

最年少ワールドチャンピオン誕生!

女子のスラローム。

1本目が終わりトップのスウェーデンのFrida Hansdotterに続き、フィンランドのTanja Poutiainen、アメリカのMikaela Shiffrin、ドイツのMaria Hofel-Riesch、スロベニアのTina MazeそしてオーストリアのMichaela Kirchgasserまでがトップとの差が1秒圏内!

2本目もメダルを巡ってのこの6人の接戦が続きました。

Kirchgasserは素晴らしい滑りを見せ、その時のトップに0.8秒差をつけてゴール。そのタイムをMazeは抜かすことができず、素晴らしく丸い弧を見せて降りてきたHofel-Rieschはラスト・スパートで抜くことができるか??と会場が沸きあがった瞬間、体が前に行きすぎカタハンをして涙の敗退…

続いて滑ったのがShiffrin。2本目の彼女はいつもの切れ味に戻り、絶好調!上は確実にこなし、最後追い込みをかけ、0.22秒Kirchgasserを上回り、メダルを確実にします。

残る2人のPoutiainenもHansdotterも全力で滑りますが、Shiffrinを上回ることができず、Hansdotterの3位でのゴールと同時に28年ぶりの最年少ワールドチャンピオンが誕生します!

泣き崩れる17歳のShiffrin。涙目で喜ぶKirchgasser。惜しくも3位でしたが全力をつくしブロンズを手に入れたHansdotter。

女子の最終戦を飾る感動的な瞬間でした。

そんなゴールエリアの拍手喝采の中、カメラは舞台裏でShiffrinをサポートするサービスマンのところへ向かいます。

サービスマンは流ちょうなドイツ語でインタビューに答えています。そういえば彼女はAtomicのスキーを履いていたなぁ… オーストリアのメーカーだったなぁ… サービスマンもオーストリア人かぁ… 

その瞬間、スキー大国、オーストリアの根の深さを感じさせられました。


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