今週末ペンションが満室になるので、私は土曜日に引っ越しをすることになりました。いつもTraudiの孫娘Rubyがオーストリアに来ている間使っている小さなお部屋に移ります。
「スキーのレース」は今の私にとっては日々のビッグイベント。今日はそのレースがないので、土曜日の引っ越しにあたって少し荷物の整理をし始めました。寂しいですが、スキーのものは全部箱にしまい、また使えるようになる来年まで屋根裏にしまっておくことにしました…
整理が一段落してから、怪我をした直後にTraudiが貸してくれた本、”EAT PRAY LOVE(食べて、祈って、恋をして)”を最後まで読み切りました。
離婚をした女性が自分を探すために旅に出る本。
公開当時、映画見て良かったなと思いましたが、本を読んだら映画の何百倍も良かったです。映画では表しきれなかった彼女の中の葛藤、苦しみ、喜び、彼女が出会った人々の大切さ、訪れたイタリア、インド、バリの土地柄とそれぞれの国とその国の人々が彼女にどのような影響を与えたかが克明に綴られています。
ゆっくり、言葉一つ一つを噛みしめながら読んでいたので読むのにほぼ1か月かかってしまいましたが、本当にいい本でした。
旅に出て、”神は自分の中に自分として存在する”ということを悟り、ありのままの自分を受け入れることができた一人の女性作家の実話。
読み終えた後、友達のルカがたまたま貸してくれたDVDの中にこの映画もあったので早速見てみました。本の内容をあの短い時間に上手にまとめていたし、本の肝となる部分も伝わってくる作品でしたが、一度本を読んでしまった今、やっぱり本の方がお勧めです!
映画を見たことのある人も、ない人も、時間がある時に是非読んでみてください!
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