2013年3月4日月曜日

足の骨折くらいで良かった!

連日小春日和が続いています♪

今日はえみこさんに誘われ、キッツビューエルのゴンドラで山の上へ上がり、



Hoch-Kitzbuehelのレストランへお昼を食べに行きました♪

スキーを教えている時いつも当たり前のように乗っていたゴンドラや、ゴンドラの中からの景色がものすごく新鮮でかなり興奮しました。

乗り場で車を止めているえみこさんを待っていた間、ゴンドラを眺めながら、割と早いスピードで動いているのに気付き、松葉杖で乗れるのか心配になりましたが、乗り込もうとしたときに係員の方がすぐに気付いてくれて、ゴンドラを低速運転に切り替えてくれたりしたおかげで安心して乗れました。

上に着いたら目の前にあるスキー場を見て、雪の上に立ちたい衝動に駆られましたが、ここで滑ったりしてもバカみたいなので、我慢をして、そのまま眺めのいいテラス席へ。





こんなにしっかり日光浴をするのは何か月ぶりだろう??? まずはお茶を飲みながらえみこさんとのんびり。それからお昼を注文し、間もなく、ビッグ・サプライズでイギリスから今遊びに来ているクリスがあらわれたのです!どうやらえみこさんが誘ってくれたらしく、一緒に滑っていた親戚2人と一緒に来ました。

本当にびっくり!クリスはこの間帰国したシュンロウさんのように毎年キッツビューエルに2週間から1か月来ているイギリス人。2年前は、思い切って3か月滞在し、スキー教師のanwaerter(地方検定)を受けて合格した立派なインストラクター♪

去年は都合により来ていなかったので2年ぶりの再会^0^ 親戚の方とは初対面だったので、それぞれ自己紹介などを済ませて落ち着いたところで、「どうやって骨折してしまったの?」と聞かれました。

それで一通り全部説明をした後、私の隣に座っていた娘の旦那さんのBrianを指し、「骨が治った後の筋肉の強化やリハビリに関しては彼が良く知っているから聞くといいよ、彼は頭から腰まで全部ギプスだったからね」と言うのです!!

五体満足で私の隣に普通に座っていたBrianはなんと、もう少しで半身不随になってしまうような大怪我を経験したことがあったのです!

どうやら、イタリアのウォータースライダーを下りた時、スピードが出過ぎて、滑りながら体が回転し、コントロールができなくなり、プールに飛び込んだ時に底を打ったらしい。この一連のハプニングの中のどこでかはちょっと良く分からなかったのですが、頸椎を折ってしまったのです!!!

救急車で運ばれ、そこから8か月の入院。頭から腰まであったギプスを最初に外したときは筋肉がなくなってしまって、本当にぐじゃっと倒れてしまったそう。

でも、座っている自分を支えることすらできなかった彼は退院して2か月後にはサッカーをしていたという驚異的な回復力!

そんな、半身不随、もしくは命にかかわるような怪我をし、元気に復活した彼の話を聞いていたら、自分の怪我がいかにちっぽけなものか身に染みて感じました!

いつも、この程度の骨折で良かったって思うようにしようと思っていましたが、今日は心の底からたいした怪我じゃなくて本当に良かったって思いました!!!




2 件のコメント:

pensionar さんのコメント...

何時もスキー板を持って乗るゴンドラに、スキー靴を履かないで乗る気持には、感慨深いものがあったことでしょう。
明るい太陽の下で風に吹かれることの幸せを、改めて実感されたのが、私には良く解ります。雪の山を自由に移動できる、スキーが出来ることは素晴らしいことだと思います。

yuri_in_kirchberg さんのコメント...

Pensionarさん、

この日は本当に1か月以上家の中に籠っていた私にとって特別な日でした!

回りのスキーヤーが滑っているのを見て、自分も滑っていたことが不思議だなとすら感じてしまいました。

自由に体が動くことがどれだけ素晴らしいものなのか身に染みて感じたシーズンでした。