オーストリアでは1月6日は東方の三博士の日で祝日です。去年のブログにも書きましたが(http://kirchbergskiing.blogspot.com/2010/01/blog-post_06.html)、この日オーストリアでは子供たちが3人の賢者の格好をし、お家を回って歌を歌います。子供たちは歌を歌った代わりにお菓子や寄付金をもらい、そのお返しに家のドアの上におまじないのようなものを残していきます。
今年は20+C+M+B+11 になります。
この数式のようなおまじないが書かれると、そのお家は祝福を受けた事になります。
家を回ってお菓子をもらうのは少しアメリカのHalloweenに似ているなと思い、何回も違うグループの子供たちが同じ家に来たりしないのかなとふと今朝思ったのですが、どうやらきちんとその辺は整理されていて大体4人1組になって回る地域も決まっているのだそう。なので同じ家に複数グループが訪れる事はないそうです。
私が住んでいるペンションのオーナーTraudiの娘さんも昔この時期ある決まった地域を担当し、回っていたみたいです。行くと無視される家もあれば、歓迎して中に入れてくれて親切にしてくれる家など、いろいろあったみたいですが7年も頑張った彼女はこの活動を通して担当地域にたくさんの知り合いができたそうです。
人のために何かをしてあげる。このような行事を通して小さいころから自然にその徳を見に付けられことが素敵だなと思いました。
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