2013年12月30日月曜日

今シーズンはお休み

Servus!

皆様お久しぶりです。

先シーズン怪我をしてから、今シーズン雪の上に立つことを目指し、オフシーズンを過ごしてきましたが、残念ながら自分のやってきたことでは至らず、今シーズンは仕事でスキーをすることをあきらめました。

この決断もなかなかできず、決断してからも自分の中でまだ諦めきれない毎日が続き、お知らせするのが遅くなってしまいました。

今年は自分にとっていろんな意味で今までとは違う道を進まざるを得ない一年になりました。今までももちろんシーズン毎に環境が変わり、仕事が変わったりすることはありましたが、それは今まで歩んできた大きな太い道へとまたつながる、つなげるための道でした。

それが、今年はなぜか違うような気がするのです…

もしかしたら、自分の努力が足りなかったことで今シーズンに間に合わせることができなかったからこのように思っているだけなのかもしれません。

ちょっと道に迷っているだけなのかもしれません。

今はとにかく、自分に与えられた仕事をやりながら、少しずつまた来シーズンに向けて頑張っていくしかないと思っています。

早く毎日雪の上に立てますように!

ご報告が遅くなり本当に申し訳ありませんでした。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!!!








2013年9月8日日曜日

もう9月

9月に入り、あっという間に一週間がたってしまったことに今さっき気が付きました。

猛暑も過ぎ去り、まだまだ暑いですが、だいぶ過ごしやすくなった気がします。

今年の夏はひたすら我から回復、そして元通り動けるようになることに重きを置いてきました。病院通いも7月末で終わり、姪っ子とディズニーランドに行った時にファストパス欲しさに短い距離で小走りを初め、今では20分~30分程度、衝撃をなるべく軽減するようにゆっくりですが、続けて走れるようになりました。

一番痛みが伴った座った状態で足をまっすぐ前に(座席と同じ線上)に上げる動きも、だいぶ痛みが和らぎ、以前は一回上げるのでも泣きそうになるくらい痛かったのが、今はちゃんとウェイトをつけてできるようになりました。(まだまだ一番軽いものですが…)

少し前までどうなるのかと心配でしたが、最近はスキーができるかもとやっと思えるようになりました。

軽井沢のオープンも11月。

初滑りまであと2か月。頑張ってもっともっと筋力をつけ、上を目指す練習ができるようにしなくちゃ!

2013年7月3日水曜日

そろそろ走りたかったのになぁ…

最近、少しだけ小走りができるようになりました!

電車の扉が目の前で閉まりそうになった時、信号が点滅している時、思わず体が動き小走りをしている自分にちょっと感動。

そんなこともあり、もしかしてそろそろ走れるのでは?と思い、先日診察&リハビリに行ったら期待は思いっきり裏切られてしまいました。

左足(怪我した方)が右の7割の筋力になれば走り始めてもいいよ!と笑顔で診察室から送り出されたのですが、いざリハビリ室で筋力を測ったら、筋力は上がっているものの、割合は前回の68%から4%ダウン…

右足の筋力が左に比べ大幅にアップしてしまったのです… がっくり。 だけど、前回の筋力年齢からまた更に4歳若返り、今は50歳です!(全然だめだぁ…) 毎回4歳ペースで若返っています。

そして今回はリハビリの先生と結果のグラフに注目。すると片足ずつの年齢が分かることが判明!
右足は28歳、左足は65歳。これはどう考えればいいのか… 嬉しいような悲しいような…

でも、これで世の中のおばーちゃんたちの気持ちが良く分かりました。階段の上り下りの時、立ち上がる時の左足の痛みはきっと世の中の65歳のおばーちゃんたちの多くが感じている痛みなんだね…

それはさておき、これからは左右の差をなくすためもう少し左足単独のトレーニングを始めなくちゃ!

ゆっくりでいいから、少しでもいいから早く走りたいなぁ…

2013年6月13日木曜日

ピラティス♪

3年前膝の調子がおかしくなってから、キルヒベルグで教えていたドイツの生徒に薦められて始めたピラティス。

前々から存在は知っていて、体にいいことは聞いていましたが、ガンガン派の私にはどうもあのゆっくりした動きがしっくり来なく、避けていましたが…

通い始めて2年程経ったころ、ドイツからのその生徒さんが話してくれた通り、膝の調子が良くなりその効果は歴然!そう感じ始めたのがちょうど先シーズンに入る頃だったのですが、膝の痛みを気にしないで練習できる日々に感動でした♪

そして今年1月に怪我をしてからもペンションのお部屋の中でギプスをしながらもできそうな動きは続けていましたが、今月やっと膝を動かすことに対して少し安心できるようになり、いつも通っていたピラティスのスタジオにまた通い始めました。

最初は全く初めての人が入るPre-Beginnerのクラスから。どこかで膝に痛みが走るのではないかと不安でしたが、長時間膝立ちをしたとき以外は大丈夫!

一人で体を動かす時より、やっぱりクラスに来て先生の掛け声に従って体を動かす方が数倍気持ちいい!やっと戻れたことに感激♪

数回Pre-Beginnerのクラスをこなしてから、昨日初のBeginnerクラスを受講。

地味でゆっくりな動きを繰り返すピラティスですが、結構筋肉に来るので膝の痛みだけではなく、体力がすっかり落ちた自分がBeginnerのクラスについていけるのかも不安。

途中できない動きも出てくるのではないかと思い、先生にも膝の事を伝えてから臨みました。

ドキドキでしたが、膝の痛みは本の少し、空中での足の曲げ伸ばしの時感じただけでしっかり体を動かせました!Pre-Beginnerよりもしっかり体を動かすのでクラスが終わった後、久々な爽快感♪

そんなに体力も落ちていないかも?なーんて思いながらルンルン気分で家に帰ってきましたが…

一晩寝た今朝、目覚めたら大筋肉痛大会です!

ウェイトで鍛えていた大きな筋肉は大丈夫ですが、背中や足の付け根部分等々、少し鍛えにくい細かい筋肉達が悲鳴を上げています!

でもこうやって少しずつ体力を回復できることが、雪上復帰へ一歩ずつ近くなるような気がして喜びを感じています!

今日のBeginnerの先生はいつもかなりハードで有名で、全部こなせるのかやっぱり不安ですが、めげずに頑張って行ってきます^0^♪

2013年6月5日水曜日

63歳 (*_*)

この間なにげなくブログを開き、最後の投稿を見て一ヶ月も経っていることにびっくり!

忘れていたわけではいなかったのですが、ちょうど書こうかなって思った頃に膝が腫れだしたり、痛みが出て歩くのが大変になったりしてしまい、良くなったら書こう!と思っていたら一ヶ月が過ぎてしまったのです。

そんな中でもジムでの筋トレはほぼ一日置きに行い、すごく痛む日は痛みを感じる種目のみ回数を減らしたりしながらやってきました。

その結果、最初は一番軽いウェイトを3回ずつを1セットあげていたのを徐々に回数、セット数を増やし、今はほぼ全て一つウェイトの重さを増やし、ものによっては2つ増やし、20回を3セットできるまでになりました!

今では調子の悪い日以外、歩行はもちろん、階段の上り下りもほぼ普通になってきました^0^♪

2週間前、リハビリに行った時に自転車のような機械で筋力測定をしてもらったのですが、左の足は大体右の68%でした!お医者さんには70%が競技復活の目安だからと言われていたのでちょっと嬉しかったのですが、がっかりな事も一つ。

それは、なんと、その日理学療法士の沖先生が別にある評価のページを発見し、それを2人で見た時に発見した悲しい事実。

なんと、脚力年齢が63歳とかだったのです!!!!2人でびっくりし、もう一度測りなおそう!ということになりました。

必死に漕いだ結果、ギリギリ50代の58歳に滑りこむことができました(笑) 沖先生はこの年齢は多分左足の年齢なんだよと言って慰めてくれましたが、脚力だけが自慢だった私にとってこの年齢はかなりのショック。衰えたものだなぁ…

それから2週間頑張って筋トレし、今日またリハビリに行った結果、今度は若干年齢が下がり54歳。やっぱり筋力はなかなか戻らないんだなぁ。

右に対しての左の割合も68%と変わっていないのですが、左右共にパワーの数値が15ワット上がったのはちょっと嬉しかったです^0^

普段ジムで筋トレしている時、筋力が上がってきたなとは思っていたのですが、こうやって測定し、それが結果として見えてくるとやっぱりすごく達成感!

今度のリハビリは3週間後。それまでにどのくらい筋力アップできるか今から楽しみです♪


2013年5月7日火曜日

初ジム

昨日怪我をして以来初めてジムに行ってきました。

行ったのは近くにある区のトレーニングルーム。
ちゃんとアドバイスをくださるスタッフもいて、最初に対応してくださったのが女性スタッフ。

怪我の事を話、リハビリとして来たことを話すと、彼女自身も足の指を骨折したことがあることを話してくれ、最初はいろいろ恐いんですよねと親身に話を聞いてくださり、施設の使い方などを説明してくれました。

それから、まずは自転車に乗ってみました。漕ぎ始めは少し怖かったけれど、軽い負荷だからなんとかクリア。お医者さんに言われた通り、10分だけ。

そこでスタッフ交代。怪我の事を分かってくれたスタッフがいなくなるのは残念と思ったけれど、これも区の施設だからしょうがない…

そこから太ももの筋肉を強化するマシンを4,5個教えてもらいましたが、膝を痛めないように足を伸ばしきらない(彼の言う伸ばすは結構曲がっていましたが)、回数等いろいろと細かく丁寧に指導してくれました。

そして、最後にお家でできる運動も。下肢の力をしっかり抜いてから太もも前面の筋肉だけに集中してのももあげ。

これがかなり効くんです。今までもやっていましたが、下肢の力を抜くのが大きなポイントでした。

終わってからいろいろとお話していたら、なんと彼も足の骨折をした経験がありました。場所を指してくれて、話を聞いているうちにもしやと思い聞いてみたらやっぱり彼も脛骨高原骨折でした。

治し方が私とは違って、筋力がなるべく落ちないような方法でしたが、筋力が戻るのにどのくらいかかったかと聞いたら、なんと驚異的回復力の「一ヶ月」でした!

すごい!!!

頑張らなくちゃと思いました。そう思い、今日はちょっと物足りなかったトレーニングで帰宅。
すると帰りのエレベーターの中に、5月7、8、9日は休館の張り紙が…

はぁー。せっかく始めたのに、最初から休みだなんて…

でも、焦らず、今まで家でやっていたリハビリにももあげ30回を足して10日からまたマシントレーニング頑張ります!

またあの担当者に会えるといいなぁ!

2013年4月24日水曜日

パワー半分

2週間ぶりにリハビリ+先生の診察。

今日もまた風が強く、雨が降っていました。2週間前も大荒れの中行きましたが、今回は松葉杖がもういらないので楽勝でした!

とは言うものの、平らなところは普通にあるけても、まだ階段の上り、下りが苦手、というか痛いのです…

リハビリでそのことを相談し、今回は階段の練習を主にしました。普段は意識していなくても、階段の上り下りの時ってすごくじっくりと筋肉が耐えているんだなあってことが判明。そのゆっくりとした動きに今の自分は耐えられないから、階段の上り下りがぎこちない動きになるのです…

とにかく、筋力をもっとつけなくちゃ… 

そして足の筋力測定もしてくれました。

ジムでも良く見かける椅子タイプ(サドルじゃない)自転車に乗り、それを漕ぐと筋力が測定されるのです。

最初ペダルはすごく軽いのですが、測定が始まると急に重くなります。そして横で療法士の先生が「もっと、漕いで!できるだけ!もっと!もっと!!!」と言われるなか一所懸命漕ぐのです。

そうすると左右の筋肉の測定結果が出るのですが…

なんと、右に比べ、左の足は約半分の筋力でした…

はぁー・・・

この2週間一所懸命歩いたりしたのになぁ… 痛いけど、階段の上り下りもしたんだけどな…
半分か…とちょっとがっかり。

お医者さんには「競技復帰の目安は左が右の70%になった時だよ」と言われ、鬼のように筋トレをするように言われました。

松葉杖が取れた頃に比べたらだいぶ膝回りが安定してきたし、やっと筋肉らしく盛り上がりも出てきたな思っていたのですが、まだまだ先は長そうです。。。

2013年4月13日土曜日

やりすぎた…

怪我をした日からちょうど3か月だった水曜日。

ついにお医者さんからもう松葉杖を使わなくていいと言われました^0^♪♪♪

待ちに待った松葉杖フリーの生活。

次の日はスイスから来ているスキーヤー2名を東京観光に連れて行く予定。ぎりぎりまで松葉杖一本持って行くか、持って行かないか悩んだあげく、階段の上り降りや長時間歩くことに自信が持てず、やっぱり持って出ました。

結局その日は家を10時に出て、夜中の12時半に帰ってくるまでお食事以外はほとんど立ちっぱなしだったので持って行って大正解!

そして次の日、金曜日、怪我をしてから初めて仕事に行きました!前日たくさん歩いたため、朝から少し膝がギシギシした感じ。

仕事はほとんど座ったままできるので大丈夫だったのですが、仕事を終え、大学の友達と遊びに行った帰り、何を血迷ったのか一時間ほどかけて歩いて家に帰ったのです… 

その日たくさん食べ過ぎていしまい、体重が増えたら膝への負担が増える恐怖感からか少し歩いてからタクシーに乗ろうと思ったのです。

そろそろ乗ろうかなと思った頃、タクシーを捕まえようとしたら空車がまったくない状態… 疲れ果てながらも夜な夜なヨチヨチ歩き、空車がいるなと思った頃にはもう家の近く…

連日の歩きすぎ+久しぶりの仕事からか疲れ果ててやっと寝れると思ってベッドに入ったのに何故か奥歯が痛みだし全然寝れません。

なんとか寝ようと思うのですが歯があまりにも痛むのでついに起き上がり、痛み止めを飲むことに。時計を見たらもう夜中の3時半…

そして今日朝起きたのは11時。

昨日の歯の痛みは夢かと思ったけれど、痛み止めを飲んだ後がしっかりあります。そして体もずっしり2日分の疲れをかかえ重い感じ…

膝も歯も疲れ果てた私の体は起きていたのもつかの間1時くらいからもううたたね状態。2時にはまた布団に入り夜8時まで爆睡。

現在だいぶ疲れは取れましたが、布団に入ったらまた寝れる自信あり。

最初から飛ばし過ぎて反省です。

2013年4月4日木曜日

大嵐

先週、松葉杖一本になってから結構頻繁に出かけています。電車もちょっと遠いところを歩くのもチャレンジしてみてだいぶ慣れてきました。

そこで…

昨日、病院でリハビリがあったので、今回はバスと電車で行ってみよう!!と思っていたのですが、なんと外は強風と豪雨で大嵐…

朝起きて状況を見て、これはまたタクシーだなって思い、準備をし、タクシーも雨ですぐに来てもらえないかもしれないからと思い、いつもより40分ほど早く電話を掛けたのですが…

どこのタクシー会社も電話にも出てくれません…

大好きなMKタクシーだけ出てくれたものの、本日は予約でいっぱいになっています。と、断わられてしまいました…

がっくり。

時間はすでに9:45。これから徒歩とバスと電車に乗ってこの天気の中11:15の予約に間に合うのか?

と、思いながらMont Bellの合羽を上下着て、何を血迷ったかビニール傘を片手、松葉杖をもう片手に嵐の中を出かけて行きました。

そしたらなんと、運河を超える橋を渡ったところで強風にあおられ傘はいろんな方向に折れてしまい、なんとか飛ばされないように立ち止まって戦っていたたら、思わずもう片手の松葉杖も上がってしまったらしく、すぐ横を追い越した通行人にぶつけてしまいました… ちょっと怒っていた様子だけど、こんなに広いスペースの中、松葉杖でヨタヨタ歩いている私のすぐ後ろをなぜ歩くの?とちょっと思ってしまいました…

傘はもうだめなので、潔くあきらめ、しばらく苦戦したけれど、なんとか閉じることに成功した後、合羽のフードをかぶりバス停へ。

バス停へ行くと人がたくさん並んでいて、屋根の下にも入れず、しばらく雨に打たれ続けました。

それからなんとかバスに乗り、目的の門前仲町駅で降りたのですが、初めてのルートだったので(歩けるときは電車で来ていたので)少し迷い、なんとか駅を見つけ降りたら、古い地下鉄の駅にありがちですが改札まで階段を上がったり下がったりしてやっと改札を通ったら今度はエスカレーターが全部上に向かって上がっていて、ヨタヨタと階段を下りる羽目に。

それから電車にのり、南砂町まで。

自分が降りたところとまったく反対側の病院の近くの改札を出て、エスカレーターで地上に上がったら、またまた見たことのない景色が… 

いつもタクシーで通るあの大きい道がない…

雨の中なんとか地図を見つけ、方向感覚を取り戻し、病院へ到着!!! 時刻は10時50分^0^
びっしょびしょになった合羽やリュックを脱ぎ、リハビリへ。

今回はかなりいろんな新しいスクワットのバリエーションみたいな体操を教えてもらったのと、片手だけバーを掴みながら普通に(びっこにならないように)歩く練習をしました。

そのおかげか今は松葉杖を使っていても、割と普通な歩き方になった気がします!!

来週はお医者さんのばんちゃんにまた会うけれど、もしかしたら松葉杖にさよならを言えるかな???

嵐の中病院に行くのは大変でしたが、帰りはまた嵐の中、期待に胸を膨らませるわたしでした^0^♪

2013年3月29日金曜日

初電車!

外を出たら、桜がそよそよと風にのって舞い降りてきていました。

昨日、今日と20度まで気温があがり、美しかった桜もまた一度少しずつ去っていきます…

今日は一本の松葉杖をつきながらいつもお世話になっている整骨院の先生に会いに行ってきました♪

場所は代々木上原。勝どきから地下鉄に乗り2回の乗り換えがあるし、初めて松葉杖で電車に乗って出かけたのででちょっとドキドキでしたがいつもより30分ちょっと早く家を出て無事到着!

電車の空いている時間に予約を取ってもらったので、ほとんど座ることができました。座れなかった時も、周りの乗客が無言で少しずつ手すりから離れてくれて、つかまりやすくしてくれた優しさに感激!

日本には優しい人がたくさんいます♪

整骨院に着いたら先生に一部始終を話、まずは全身をほぐしてもらいました。そんなに自覚していなかったのですが、思っていた以上に体がこわばっていました。

やり過ぎてもやらな過ぎても体は固まるからねと言われました… 確実に今回はやらな過ぎ… 足の筋肉も両足すっかり落ちてしまっていて、先生はまず健康な足を診てびっくり、それから折った方の足をみて更にびっくりしていました。

最後に膝の関節をいろんな方向に動かしてもらったのですが、これは心臓が破裂するんじゃないかと思うくらいドキドキもので、なかなか先生に足を「あずける」ことができませんでしたが、少しずつ力を抜いていったら、最終的には自分が思っていた以上にそれほど痛みもなく足が動くことに驚きました。

帰国以来、一番の遠出だったのですっかり疲れはててしまいましたが、思い切って行ってみて良かったなと思っています♪

これがきっかけで、またグングン足の調子が良くなりますように(^人^)

2013年3月27日水曜日

2/3加重

東京はどんよりした天気。
松葉杖で動くものにとって大敵な雨ですToT
そうです。両手がふさがっているので傘が差せないのです…

でも、今日はリハビリとばんちゃん(高校の同級生のお医者さん)の診察の日。上下合羽を着てタクシーに乗って向かいました。

なかなか遠出ができないでいたので、タクシーに乗りながら念願の花見をしました。いろんなところにほのかにピンク色の桜の花がきれいに咲いていました♡

こんなどんよりとしたグレーの空にも映える桜。特に東西線の駅に沿って流れる大横川に沿って並ぶ桜は際立って美しかったです。

さて、足の経過ですが…

リハビリの沖先生もばんちゃんも驚きの115度まで曲がるようになっていました!!!!

動きに関しては、今までやるように言われていたリハビリの体操も順調にできるようにはなっていたのですが、最初のリハビリの時からできなかった左足を上げた状態から膝を曲げて足先を上げ、下げする体操だけ相変わらず痛くてできません…

でも、お風呂の中でやったり、もう片方の足で支えながらやると痛みがなく、上げ下げができることを伝えたら、半月板の問題ではなく、筋力の低下で支えられないだけだと言われたのはグッド・ニュースでした♪

更にグッド・ニュースだったのが、今日から体重の2/3までの加重を許してもらえました^0^♪ 今日から松葉杖一本です♪♪♪

後はとにかく、どんどん筋肉をつけることが大切だと言われました。

太ももの差は今3センチ。新しいリハビリのメニューももらったし、今までよりだいぶ歩きやすくなったので(傘もさせるぞ!)、左の太ももが右の太ももと同じ太さになるまで、がんばりまーす^0^♪




2013年3月21日木曜日

膝の脂肪体

帰国してから東京はかなりいいお天気が続いています。

予報では曇りや雨になっていても、その時間は短く晴れているような気がします。
なかなか外に出ないのでそう感じるだけかもしれませんけどね…

ギプスを取ってしばらく鉛のようだった私の足も、月曜日のリハビリを境に少しずつ自分の足なんだな、という感覚になってきました。

朝起きた時なんて、瞬間的にそのまま歩けると思っている時もあるくらいです。

現実的にはまだまだちゃんと動けるわけじゃないんですけど、こうやって少しずつ怪我人から普通の人へ復帰するんだなと思っています。

病院の理学療法士に教わったことはもちろん、ネットでも膝のリハビリをいろいろ調べ、無理のない範囲に試しています。

その中で一つ膝のお皿をいろんな方向に動かして固まった脂肪体を柔らかくすると言うものがありました。


これを読みながら、おととし、私が膝の痛みに悩まされた時、先輩のなおさんがこれとまったく同じ事をやってくれたことを思い出しました。その時、お皿がするする動くなおさんの膝を見てびっくりし、全く動かなかった私の膝のお皿にさらにびっくりしましたが、動かしてもらった後、だいぶ楽になった記憶があります。

あれからしばらく動かしてみたりしていましたが、すっかりこのことを忘れてしまっていた私。

ネットを見て、さっそく昨日やってからリハビリの体操をしたら膝が90度まで曲がるようになりました!そしてなんだか足がまたもう一歩自分の足に近づいた気がします。

気のせいかもしれませんが、膝の痛みのある方、騙されたと思って一度試してみてください!

2013年3月18日月曜日

リハビリ開始

金曜日、お医者さんに会ってから、自分でなんとなーく足を曲げる練習をしていました。

ギプスが取れた時よりは少し曲がるようになったかなって思いながら今日はリハビリを開始するために病院へ向かいました。

昨日、出かける前にも気付いたのですが、ギプスが取れて服を着た時のシルエットが細くなるはずなのに、なぜか今まで通り太いのです! 

オーストリアの病院でギプスに切れ目を入れた時はあれだけやせ細っていたのに、おかしいなと思い、寝る前も比較したらやっぱり太い。膝もふくらはぎも太ももも全部!あわてて冷やしながら寝ましたが、特に改善されなかったようで、今日リハビリの先生にもやっぱり同じことを指摘されてしまいました。

すごくむくんでいますねと。その場で足を見たら本当にぶっとくなっていました!スポーツ用のタイツを履くといいとアドバイスされ、スキーの時履いているタイツを履くことにしました。

更に、半月板がつぶれているのと、靭帯も痛めているため、膝を動かす時は結構痛むだろうと… 

オーストリアのお医者さんは半月板はつぶれているけれど、それは元に戻るから大丈夫だと言っていたはずなんだけど… そう言えばばんちゃん(私のお医者さん)もその話をしていたら首を傾げていたなぁ… 

私のドイツ語の理解力がよっぽど乏しいのか… それか、向こうのお医者さんは心配しないようにそう言ってくれていただけなのか… 

それ以外に8つ運動を教えてもらい、今日から自宅でやることに。

リハビリの先生が足を支えながら動かしているときは安心していられるのですが、一つだけそれでもかなりの痛みが走るものがあるので、それを一人でやるのは今からちょっと恐いです。

怪我の後はいつも可動域を戻すのが大変です… 

でも、回りを見回したら、もっと大変そうな状況のおじいちゃんやおばあちゃんがたくさんいました。痛いのは自分だけじゃない。もっと大変で辛い思いをしている人がたくさんいるんだなと思いました。

なんだか思っていたより長い道のりになりそうですが、頑張ります!




2013年3月16日土曜日

ギプスが取れました!

昨日、日本で病院に行ってきました。

2月にキルヒベルグに会いに来てくれていた友達のゆーこが同級生のばんちゃんが整形外科医になっていることを教えてくれ、彼女のところに行ってきました!

高校以来の再会!
白衣を身にまとったばんちゃん。かっこ良かった!!!!

まずはオーストリアの先生の治療方針等、お話を聞いてもらい(やっぱり今までかかったどの先生より相談しやすいです!)、それからレントゲンを撮りました。

骨はちゃんとくっついていました!

それから靭帯の状態を確認するためMRIを撮りました。いつも不思議に思うのですが、日本ではMRIの撮影室に入る際すべての金属を外しますが、オーストリアではこれはかなり緩いです。日本で撮るときのようにピアスを外したり、下着を脱ごうとすると、大丈夫だと言われます。この間は松葉杖も金属だからと言われ、車椅子に乗せられお部屋に入りました。機械が違うのだろうか… 不思議だ…

MRIの結果、靭帯も全てOK。オーストリアの先生は後3-5週間はギプスをし、その後2週間かけて松葉杖を使いながら少しずつ荷重を増やしながらリハビリを始めるという方針でしたが、なんと、その場でギプスを外すことに!

ちょっとびっくりしましたが、ばんちゃんも他の先生にも相談した結果それが一番いいと判断してくれたので信じることに。

キッツビューエルの友達のえみこさんも、以前骨折をし、日本に帰国したらすぐにギプスを外されたと言っていました。彼女いわくオーストリアはギプスの期間が日本より長いのだと。

かなり昔のことですが、日本がアメリカに比べて固定をする期間が長いと聞いてこともありましたが、今は日本もアメリカよりなったのだろうか… この違いはなんなんだろう…

良くわかりませんが、こんなにも治療方針が2つの国で異なることにちょっとびっくり!

でも、今はとにかく、ばんちゃんを信じて来シーズンまでに今まで通りに滑れるようになることを目標にリハビリを頑張りたいと思います!



2013年3月14日木曜日

「感謝」

去年の12月24日に到着し、クリスマス、お正月と忙しく働き、やっと少し落ち着いて練習ができるかなと思った矢先に怪我をしてしまった今シーズン。

怪我をしたのがちょうどそれまでの暖かい春のような陽気から冬に変わった1月10日の夜。

そこから続いたペンションの中での日々。最初は膝を捻っただけかと思い、1月の終わりに受けることになっていた試験にも間に合うかなと思っていたし、骨折と聞いてからも3月には日本にも歩いて帰れると思っていました。

全くの計算違いのシーズンでしたが、そんな中でもかなり楽しい時間を過ごすことができました^0^♪これもひとえに私の周りに素晴らしい友達がたくさんいてくれたからだと感謝しています。

忙しい中時間を割いて私に会いに来てくれたり、買い物や病院に連れて行ってくれ、車で外へ連れ出し、ペンションとは違う景色を味わせてくれた皆のおかげで怪我をして療養中だったとはいえ、本当に楽しい日々でした。

また、最後の数日、外に一人で出られるようになってから会ったスクールや以前の同僚の皆もずっとお部屋に引きこもって連絡すらしなかった私をあたたかく迎えてくれました。

たくさんのお友達が私がつまらなくないように、寂しくないようにと考えてくれたおかげで、滑れなくて悲しいはずのシーズンが楽しい思い出でいっぱいのものになりました。

またブログを読んでくださっている皆様からも励ましの言葉をいただき、周りが忙しく寂しい時もとても元気づけられました。

今シーズンを一言にすると「感謝」の言葉に尽きます。

みんな本当に、本当にありがとう!!!

いつもは東京に帰ったらブログも一旦終了するのですが、今回は怪我が治るまで時々アップしたいと思いますので、もう少しの間よろしくお願いします♪

2013年3月13日水曜日

珍道中!

無事帰国しました!

保険会社のおかげで、キルヒベルグを救急車で出発!

見送ってくれたTraudi,Anna MarieとStef


本当に救急車が来てしまいました!通行人が大注目!!


担架に寝かせられ、中に乗り込みます!

担架に寝た状態で乗っているので、昨日からの寝不足もあり、すっかり寝てしまいましたが、途中サイレンの音で目が覚めました。

私が起きたことに気付いた付添人の男の子が「渋滞しているから、サイレン鳴らして飛行機に遅れないようにしているだけだよ」と一言! サイレンで渋滞回避なんて便利なんだろう!!!ちょっとVIP気分。結構なスピードで走っていましたが、キルヒベルグを出たのが遅かったため、それでも、ギリギリフライト2時間前に到着。

空港ではのりちゃんが待っていてくれて、チェックインをやっている間、一緒にずっとお話をしていました。

チェックイン待ちの間のりちゃんが撮ってくれました!
付添人の男の子本当に若いです! 
私のドイツ語はなかなk通じませんでしたが、
写真には快く承諾してくれました^0^

それから担架?でチェックインカウンダーまで行き、車椅子待ち。

ルフトハンサ、チェックインカウンダー横にて。
ここでもかなり注目を浴びました…

のりちゃんも一緒にゲートまで行けるかと思ってたら(以前怪我したお友達を付き添ったそう)来てくれたおじさんにあっさりと断れがっかりでした… 会えたのもつかの間で、そのままセキュリティーチェックへ。

のりちゃんとさようなら… 結局一緒に写真も取れず… 悲しかったぁ…


おじさんに押してもらいながらゲートへ到着。リュックのひもが絡んだり、いろんなとこに当たったり、ちょっと不安でしたが、歩かなくて良くて本当に助かります。 

ゲートではやっぱり車椅子に乗っている私に視線集中… 優先して搭乗し、おじさんも機内まで乗り込み、荷物や松葉杖を閉まってくれ、新聞も日本の用意されている3紙すべて持ってきてくれました。

ちょっと不器用だった優しいおじさんにさようならと言うと今度は客室乗務員のパーサーが挨拶に来てくれました。何か困ったことがあれば言うようにと。

今回は飛行機もビジネスクラス。乗りなれないので最初なかなかフットレストを前に出すことができず、骨折部に負担がかかり痛み始めました。思い切って日本人の客室乗務員の言うとそれ以上上がらないと言われ、このまま東京までこの状態かと一瞬真っ青に。

そしたらすぐに先ほどのパーサーのおじさんが出てきてくれ、アームレストの部分を空け、手動でフットレストを調整してくれ、足が支えられる角度にしてくれました。

おかげで美味しいお食事と楽しい映画で快適なフライトで、映画を5本見たところで朝食の時間になり、あっという間に着陸の時間に。

カメラが上にしまわれていたので豪華な夕食は取り損ねましが、朝ごはんもなかなか美味しかったです。
でも、窓の外を見ると日本の様子が変です… 茶色い靄がかかり、日本じゃないみたい… 噂の光化学スモッグと黄砂が吹き込んでいるのか?それにしてもひどいなと思っていたら今度は飛行機が左右に上下に揺れ始めました。

空の上でこのような状態になるのは何度も経験していますが着陸寸前にこんなに揺れるのは初めて!ちょっと不安になりながら一所懸命風に対して負けまいとエンジンをふかしている様子をうかがっていました。

かなり不安定で無理かと思いましたが、何とかあの茶色い空気の中に着陸。また車椅子に乗せられ、介護者のような車に乗せられ、うとうとしながらお家に到着。車から降りるときも、お家に入るときも風に飛ばされるかと思いましたが、なんとか無事家の中に入り、オーストリアからの旅を終えることができました。

そして先ほどテレビを見ていたら、なんと成田で着陸を試み、タイヤを滑走路につけたけれど、バランスを崩し、また空に上がり、羽田空港へ着陸先を変更した飛行機もいたそう。

どうやら私は自然災害の日に帰国する運命になっているよう。2年前は地震の時。今回はこの驚異的な強風。

羽田に行っていたら、車椅子サービスは受けられたとしても、飛行場から家までの迎えは間違えなく影響されていたと思います。

それを考えると、大変だったはず。とにかく予定通り成田に到着し、家まで普通にたどり着くことができて本当に良かったなと思います。

オーストリアに行き始めて9年目になりますが、救急車、ビジネスクラス、茶色い日本に強風。今回はなかなかの珍道中を経験することができました!

2013年3月11日月曜日

あれから2年

キルヒベルグでの最後の日々は瞬く間すぎて行き、このブログをオーストリアの地で書くのも今日で最後です。

そして今日は3月11日。多くの日本人の人生を変えたあの地震から2年間がたちました。日本ではもちろんのことだと思いますが、こちらでも先週あたりからテレビ番組や新聞で日本のことが話題になっています。

先週の水曜日に4時間にもわたる番組をやっていたみたいなのですが、私のペンションではそのチャンネルを受信することができず、残念ながら見ることがでませんでした。

外から見た日本の現実に興味があったので、見られなくて本当に残念でした… でも、後日その番組を見た友人が、津波の危険をを放送で市民に知らせ続けため、最後自分自身が津波にのみ込まれてしまいしまった人物に心を打たれたと言っていました。

また新聞では「日本、過去の汚点として忘れ去りたい」という見出しで福島の避難区域の住民の姿を取り上げていました。プレハブ住居に住む住民。市の除雪車も来なくなったその場所で、外で雪かけをしているのは年老いた男性たち。今まで一緒に住んでいた息子、娘家族は他の地に移り住み新しい生活を始めている。取り残された老人たちは自分たちの家に戻りそこでまた長年続けてきた生活に戻る日を夢見ている。だが、そこに戻り、また作物を育てたしても、買ってくれる相手がいないという現実がある。

ざっとこのような内容でした。また今日スクールに行った時、他の新聞では原発の周辺で80,000人もの人が癌になった事がつづられていたと教えてくれました。このような結果になったのも政府が次から次へと間違った決断をし、公に真実を教えなかったからだと言われます。

確かにそうです。こちらの人が言うことの言い分も良く分かります。もちろんその過去から学び2度とこのような悲劇を起こさなように(地震は逃れようがありませんが)しなければいけないと思いますが、どんなに過去の失敗を掘り返しても、起きたことはもう変えられません。

なので私はあの地震を境に日本全国の皆が感じた、今まで当たり前に感じていた生きることの喜び、幸せ、家族や友達の大切さ、隣人を助ける優しさ、被災した方々の気丈さ、日本がこの最悪な事態から学んだ当たり前かもしれないけれど、とても大切なことに目を向け、今日もこうやって楽しく生きていることに感謝をしたいと思います。

地震とはまったく比べものにならない私事ですが、私は今シーズン、キルヒベルグでまた「人」の大切さを心の底から感じました。

怪我をした私の周りにいてくれた皆のおかげで、最悪なはずのシーズンがこんなにも楽しいものになりました。そしてお別れを言うたびに、その皆がわたしのそばにいてくれ、支えてくれたことへの感謝の気持ちが涙とともにこみ上げてきます。

そんな「人」の優しさに、生きていられる喜びに、2年たった今日、改めて感謝したいと思います。

2013年3月10日日曜日

コロコロ変わる

昨日、今日と天気がコロコロ変わります。

雨かと思えばあがり、曇りかと思えば天気になり、また曇り、雨が降る。

ここ数日荷造りを開始し、少しずつ皆にさよならを言っている私の心のようです。

怪我をしている間、かなり引きこもっていたようで、久々にいろんな人に会っています。会ったときは久しぶりでうれしく、別れる頃にはもう来年まで会えないのかと悲しくなります。

一番悲しくなるのが、毎日会っているTraudiと別れることを考える時。私が帰ると彼女が一人になるからなおさらなのかもしれません。

春が来たらお別れをするなんて毎年のことと言えばそうなのかもしれませんが、今年は四六時中家の中にいてお話する時間も長かったし、彼女に本当にいろんな面で助けてもらったので余計なのかもしれません。

ここにこうやって約2か月の間。スキーもせずにいられたのも彼女を始め何度も会いに来てくれたり、私の事を気にかけてメッセージをしてくれたり、自分の時間を割いて面倒を見てくれた皆のおかげです。

そんな皆と会っていると楽しいのですが、お別れをすることを考える今、悲しく、不安すら感じます。それだけこの2か月間皆に守られて暮らしていたんだなと思い、心の底から感謝しています。


怪我した時ぶりに会ったスクールのJoon。
今年新しく入った韓国人です。
まだ出会って間もない?彼ですが、心配して何度おメールをくれました。

ブログに乗せて、日本のかわいい女の子も見ているかもと言った後のかっこつけポーズ。

でも、どんなにかっこつけても、ジェラートにアイスをこんなに嬉しそうに食べていたら、お茶目なだけです^0^♪



2013年3月9日土曜日

朝からしとしと降る雨を見ていたらシーズン初めを思い出しました。

シーズン初めは本当に暖かくて、雨がしとしと、ざぁざぁ、何日も続けて降って、雪が流され練習場は雪の白と、土の黒のシマウマ状態だったなぁ…

間の2か月半ほどがどこに行ってしまったのか、また暖かい日々が続き本当に春がやってきました。

おかげで道の雪も溶け、松葉杖の私にとっては大分行動がしやすくなっています。

今日も午前中お部屋の片づけを少しした後、雨が止んだので、スクールへ松葉杖で向かい、ユニフォームを返しがてら皆とおしゃべりをしてきました。

こうやって少しずつ町に繰り出すようになってから、本当に久々にいろんな人に会ってお話ができて、帰る前に春が訪れたことに感謝です。

スクールの後はいつも板とブーツを置かせてもらってお世話になっているスポーツ屋さんにも寄り、その後は、昔スクールで一緒に働いていたお友達とシーズン初めぶりに会い、お茶をしました。

皆と会って話しているとなんだか竜宮所から帰ってきた気分。シーズン中ずっといたはずなのに、どんなことが起きていたかあまり知らない…

でも、今年の話以外に、夏の話や、もし今の生活を変えられるとしたらどんな夢を持っているのか、これから20年後皆がどうしているのか、キルヒベルグがどうなっているのか… いろんなお話をしました。

お家に帰ってきてからは、今シーズン本当にお世話になったえっちゃん宅とFaceTime(ビデオ電話)でお話。会っていないのに、まるですぐそこにいるような感じ。本当に世の中便利になったものです。久々に家族全員の顔が見れて、お話できて本当に楽しかったです!

こうやって少しずつ皆にお別れを言っています。また、来シーズン。足をしっかり直し、皆と元気に過ごすのが楽しみです^0^♪


Huberbraeu

キッツビューエルのメインストリート。

初めて来たとき、色とりどりのかわいい建物が並ぶこの通りを見て、ディズニーランド見たい!!!と興奮したのもつい最近のようで、もう遠い昔です。

この9年間の間、いろんな出会いがあり、巡り、巡って隣町キッツビューエルの語学学校に当時通っていたイギリス人の銀行員、クリスに出会いました。

このブログを書き始めたのもちょうどその頃かもしれません。

今日はそのクリスが大好きで毎日のように通っていたレストラン、Huberbraeuに2年ぶりに行きました。クリスがキッツビューエルに来なかった去年は一回も行かなかったので、とても久しぶり。クリス=Huberbraeuと言っても過言でもないくらいのつながりです。

高級ブティックが並ぶ中にある値段もリーズナブルな大衆食堂。予約は受け付けていなく、先着順に席に案内してくれます。

店内はとても賑やかでいつ行ってもお客さんでいっぱい。今日も並ぶかなと思いましたが、目の前で一つ席を逃し、失敗した!と思った後が、わりとすぐに席が空き、座ることができました。

ここはオーストリアの郷土料理から、誰もが大好きなラザニアやスパゲッティー、ピザなどのお料理が
あります。

仕事をしている時はいつもレッスンの途中、お昼休憩をお客さんと一緒にとり、どこかの山小屋でご飯を食べるので、毎日のようにオーストリアやチロルのお料理を口にするのですが、ほとんどペンションの中で過ごした今年はオーストリアの美味しいご飯を口にする機会がぐんっと減ったので、メニューを見ながら何を食べようか本当に悩みました。

でも、最終的には私の大好きなCordon Bleu(チーズとハムをはさんだポークカツレツ)を頼みました。ナイフで切ったところからとろーっとしたチーズが出てきて最高です!



そして、もう一つ、私が大好きなZwiebelrostbraten(ロースト・ビーフ)は、何を頼むか決めかねていた私を見て、えみこさんが注文してくれ2人でシェアすることになりました♪



どちらも今シーズン初めて食べて本当に美味しかったです。

クリスはオーストリア料理の代名詞、Wiener Schnitzel(ポークカツレツ)、



Michaelはラザニアを頼み、



全員思い、思いのものを食べ、美味しさに大満足^0^♪

いろいろ話していたら山の上は今日一日春のような状況で、斜面がこぶこぶになっていたそう。今回スキーを始めたばかりのMichaelは滑り始めてまだ1週間目。ならされた、平なピステは思うように滑れるようになったみたいですが、今日のぐしゃぐしゃな雪、そしてこぶには苦労したそう。そのせいで3時頃切り上げるはずが、車に戻るための最後のリフトにぎりぎり間に合う状況に。2人とももうくたくたです…

それでもやっぱりお食事の後のデザートは欠かせません!!!

えみこさんも私も2人とも私の大好物Mohr im Hemd(チョコレートケーキ)を注文し、えみこさんがアイスクリーム添えと頼んだのを真似て私もアイス付に注文を変更。



オーブンから出てきたばかりの暖かさのチョコレートケーキに、つめたぁーいアイスの組み合わせが最高に美味♪

Michaelは相変わらずデザートにビールを飲んでいましたが、クリスはアイスのアソートを食べ、甘いものでディナーを締めくくりました。

食べ終わって時計を見たらなんと10時!今日一日グサグサ、コブコブの春雪と戦ってきたChrisとMichaelは満腹になりすっかり疲れ切った感じ…



クリスのおかげで今シーズンもHuberbraeuにたどり着くことができました。今年は一緒に滑ることができなかったので、来年は一緒に滑る(そして、食べる?)約束を交わし、しばしのお別れの挨拶を交わしました^0^♪

2013年3月7日木曜日

Gschwantler

キルヒベルグで一番おしゃれなお店と言えば、間違えなく誰もが”Gschwantler"と答えるはずです。

もともとGschwantlerは私が以前住んでいたスクールの寮の向かい側にあった靴屋さんでした。地味な店構えでしたが、良く見るといい靴があり、私はそこで山登り用の靴、会社用のパンプス、そして一番最近では去年ブーツを買っています。

一方、おしゃれの代名詞とも言える方の”Gschwantler"は去年、私が一年目の時に住んでいた寮の跡地にオープンしました。

高価そうな靴、バッグ、アクセサリーや洋服がショー・ウィンドウにいっぱいで最初はなんでこんなお店がキルヒベルグでオープンしたのだろう???と違和感すら感じました。どちらかというと、高級リゾート地の隣町、Kitzbuehelにありそうなお店だなと思いながら、通り過ぎるたびにショーウィンドウ横目に素敵なディスプレイを見ていました。

そしてついに…

去年のシーズン終わり、シーズン中ずっと目を付けていた青いバレリーナがどうしても欲しくなり、自分へのご褒美とかなんとか理由を付けて買ってしまったのです!!!

その時、お話した店員さんは、「冬の間はとてもうまく言ったけれど、これから暖かくなるにつれ、お客さんが減るから夏を乗り切れるか心配」と、言っていました。「来年まだここにあれば、うまく行ったってことよ」と。

そして今年…

夜キルヒベルグに到着し、次の朝町に出たらなんと、”Gschwantler"がもう一軒道を挟んだ元銀行の跡地にあるではありませんか!

よっぽど夏うまく行ったんだろうなぁ…

そう思い、忙しい時期が終わったら一度中に入ってみようと楽しみにしていたら怪我をしてしまったのです…

そして怪我をして家に籠っていた間、友達やTraudiから新店舗が素敵でワインバーもあるんだよと言う話を聞き、ずっとどんな感じなのか見たく、行ってみたいなと思っていたのです。

今日、その念願が叶い、Traudiに連れて行ってもらいました^0^♪


Traudiと二人で優雅なティータイム♪
Traudiから話に聞いていたガラスのティーカップ。
透明なカップで紅茶なんてとても素敵です♪
2重構造になっていて熱くありません^0^

お茶を飲んでいたらレトロな感じでとても素敵な機械が目に入りました。Traudiに聞いたらこの機械はプロシュットというハムの塊を薄くスライスするためのものだとか!かっこいい♪


そして、噂に聞いていた地下のエリアへ。銀行の金庫のエリアがワインセラーになっていて、そのまま金庫のドアを使っていると聞いていましたが…

噂通りです!!! 
元金庫の扉で、外の重い扉と、中の鉄格子の扉の2枚構造をそのまま生かしています。

ワインセラーの中にもテーブルがあり、東京の街中のワインバーに来た気分です!

ワインの事は全然分かりませんが、ワイン好きはたまらないと思います!

今年は今日が最初で最後だと思いますが、来年は友達とたくさん遊びに行きたいです!

最後に余談ですが、なんと、あの寮の前の地味な靴屋さんとこの高級感溢れる2つの店舗が同じチェーンだということを今年聞かされ、超驚きです!親子で経営しているのだろうか… どう考えても同じチェーンには思えません…

2013年3月6日水曜日

Ski Sport Andi

キルヒベルグスキー・スクールは私が今まで働いた日本、オーストラリア、ニュージーランドのスクールとは違い、インストラクター用の控室、またはロッカーがありません。

その代り、スクールの近くにあるスポーツショップに板一本とスキーブーツが置けるようなシステムになっています。

私はいつもSport Rudiというところに置かせてもらっています。

そのSport Rudiのオーナー、Rudi、が去年の夏のをきっかけにSport Rudiのスタッフ3人が新しいショップをFleckalmbahnのゴンドラ乗り場の近くに構えました。

今シーズンこちらに来て、忙しいのが落ち着いたらゆっくり遊びに行こうと思っていたのですが、落ち着く前に怪我をしてしまい、ずっと行けずじまい。

それがえみこさんのおかげで今日行けることになったのです。

3人のスタッフの一人、Andiは用具の事に詳しく、お客さんにぴったりなブーツやスキーを選んでくれます。地元の友達Marieやその家族、私のペンションのTraudiやその家族も新しいスキーを買う時は必ずAndiのところに昔から行っているくらい地元の信用されているのです。

私も彼にいつもブーツを治してもらったり、スキーを頼んだりしてきました。

昨日のディナーの時彼のお話をしていたら、えみこさんが5年同じスキーを履いてきたので、新しいのを試してみたいし、彼に会いに行く?と言ってくれやっと彼のお店を尋ねることができたのです!

えみこさんのお家でめちゃくちゃ美味しいKaese Spaetzl (食欲に負けてまた写真を撮り損ねましたが、山のレストランより断然美味しい!)を食べた後、2人で向かいました。

Andiに会い、コーヒーをごちそうになりながらいろんなお話をした後にえみこさんのスキー選びに。

今年は一年目でレンタルをメイン展開したため、ほとんどのスキーを完売してしまったので、買うとなったら注文になるし、今買ってもすでに来季のモデルになるから値段も来年買うのと変わらないので、とりあえず今は来年に向けていろんなスキーを試乗することになりました。

今日はちょっと幅広なアトミックのSLベースのスキーを持ち帰り、明日試乗し、その次は私の大好きなStockliのスキーを試すことに決定。

こうやってゆっくりいろんなスキーを試乗させてくれ、ゆっくり時間をかけてスキーを選べるようにしてくれる彼のシステムは本当に最高だと思います。日本では考えられませんが、ブーツもそのような形でいつも履いてみて、合わなかったら次を試すという形で、本人にぴったり合ったブーツを探してくれます。

スキーやブーツを買う方で、キルヒベルグに寄れる方はぜひ、彼のお店をお勧めします!(って、ほとんどこのブログの読者にはいないかもしれませんが…)


2013年3月5日火曜日

野うさぎハンター 第二弾

昨日お昼を一緒に食べたChrisが今晩お食事に誘ってくれました。

キルヒベルグまで来てくれると言うことだったので、この間シュンロウさんのお別れ会の時に行ったKirchenwirtに行ってきました。

この間とても美味しかったし、何よりも、私の住んでいるペンションのすぐ隣で松葉杖で行くのに一番便利♪

今日はラッキーなことに、あの野うさぎハンターのいる席に通されました!!!!

やっぱりかっこいい、野うさぎハンター!!!


Michael、Chris、Brian(昨日のブログに書いた頭から腰までギプスだった彼です)、
えみこさん、私


狩猟肉で有名なKirchenwirtですが、今回は皆割と普通のオーストリア料理を頼んでいました。男性陣のChris、Michael、Brianはこのブログでもおなじみのチロル名物の。Tiroler Groestelを、えみこさんはSuelze (豚肉と野菜のゼリー寄せ)を注文しました。


,
そして私はこの間ルカが食べていたWildragout(鹿肉のシチュー)に挑戦しました。

鹿肉、癖があるのかなぁと思いましたがとても美味しかったです♪
そしてデザート♪
ChrisとBrianはアイス。えみこさんはApfel Kirchel(?名前を忘れてしまいました、リンゴの輪切りがパンケーキの中に入って、上にシナモンとお砂糖がかかっていました)。


Michaelはビール(シュンロウさんみたい!)、そして私はEis Palatschinken♪



食べ物は全部美味しかったです!!!話も、イギリスを自転車で一周した話から、ジェームス・ボンドの映画の話まで多岐にわかれた話題が次からつぎ。

でも、多分一番盛り上がった話題が国際結婚と言語にまつわるお話。子供をバイリンガルで育てる難しさ。それを逃すと片方のそ父母とのコミュニケーションがとれなくなる悲しさ。日本人の顔をしていても日本語が話せない日系ブラジル人のお話…

スコットランド、イギリス、ベネズエラ、日本、アメリカ(?)… いろんな国々出身の国際的ディナーでしたが次から次へと話題が尽きず本当に楽しい夜でした^0^♪






2013年3月4日月曜日

足の骨折くらいで良かった!

連日小春日和が続いています♪

今日はえみこさんに誘われ、キッツビューエルのゴンドラで山の上へ上がり、



Hoch-Kitzbuehelのレストランへお昼を食べに行きました♪

スキーを教えている時いつも当たり前のように乗っていたゴンドラや、ゴンドラの中からの景色がものすごく新鮮でかなり興奮しました。

乗り場で車を止めているえみこさんを待っていた間、ゴンドラを眺めながら、割と早いスピードで動いているのに気付き、松葉杖で乗れるのか心配になりましたが、乗り込もうとしたときに係員の方がすぐに気付いてくれて、ゴンドラを低速運転に切り替えてくれたりしたおかげで安心して乗れました。

上に着いたら目の前にあるスキー場を見て、雪の上に立ちたい衝動に駆られましたが、ここで滑ったりしてもバカみたいなので、我慢をして、そのまま眺めのいいテラス席へ。





こんなにしっかり日光浴をするのは何か月ぶりだろう??? まずはお茶を飲みながらえみこさんとのんびり。それからお昼を注文し、間もなく、ビッグ・サプライズでイギリスから今遊びに来ているクリスがあらわれたのです!どうやらえみこさんが誘ってくれたらしく、一緒に滑っていた親戚2人と一緒に来ました。

本当にびっくり!クリスはこの間帰国したシュンロウさんのように毎年キッツビューエルに2週間から1か月来ているイギリス人。2年前は、思い切って3か月滞在し、スキー教師のanwaerter(地方検定)を受けて合格した立派なインストラクター♪

去年は都合により来ていなかったので2年ぶりの再会^0^ 親戚の方とは初対面だったので、それぞれ自己紹介などを済ませて落ち着いたところで、「どうやって骨折してしまったの?」と聞かれました。

それで一通り全部説明をした後、私の隣に座っていた娘の旦那さんのBrianを指し、「骨が治った後の筋肉の強化やリハビリに関しては彼が良く知っているから聞くといいよ、彼は頭から腰まで全部ギプスだったからね」と言うのです!!

五体満足で私の隣に普通に座っていたBrianはなんと、もう少しで半身不随になってしまうような大怪我を経験したことがあったのです!

どうやら、イタリアのウォータースライダーを下りた時、スピードが出過ぎて、滑りながら体が回転し、コントロールができなくなり、プールに飛び込んだ時に底を打ったらしい。この一連のハプニングの中のどこでかはちょっと良く分からなかったのですが、頸椎を折ってしまったのです!!!

救急車で運ばれ、そこから8か月の入院。頭から腰まであったギプスを最初に外したときは筋肉がなくなってしまって、本当にぐじゃっと倒れてしまったそう。

でも、座っている自分を支えることすらできなかった彼は退院して2か月後にはサッカーをしていたという驚異的な回復力!

そんな、半身不随、もしくは命にかかわるような怪我をし、元気に復活した彼の話を聞いていたら、自分の怪我がいかにちっぽけなものか身に染みて感じました!

いつも、この程度の骨折で良かったって思うようにしようと思っていましたが、今日は心の底からたいした怪我じゃなくて本当に良かったって思いました!!!




2013年3月3日日曜日

珍しいお客さん!

さんさんと輝く太陽。青い空。

今日は外に出て光をたくさん浴びたいなぁーと思っていたらえみこさんとWilliからケーキを食べに行こうとお誘いの電話が♪

今日遊びに来る予定だったStefが来るまで時間があったので決行!

外で日向ぼっこしてお迎えを待っていたらなぜかStefが早めの登場… 家に来る前に他の用事を済まそうと思い、たまたま通りがかったとのこと。

車から降りてきた彼女と私、なんと、話し合ったわけでもないのに、双子のようの服装!面白いので取りあえず写真だけ撮って、また後で会うことに。

色味は少し違うけれど、紺のジャケットピンクのセーター、同じ色味のスカーフにグレーのズボン。
示し合わせたかと思うくらい同じコーディネートでびっくり!
それからえみこさんたちとキルヒベルグの有名なケーキ屋さんLorenzoniへ! お日様の当たるテラス席はなかな良さそうでしたが、まだまだ暖かいと言ってもしばらく座っていると、冷えてくる感じだったので中へ行き、美味しいケーキを食べました!

WilliはKaese Sahne(チーズムースのケーキ)私はApfel Streusel(アップルクランブルパイ)
そしてえみこさんは生クリームたっぷりの… 名前を忘れてしまいました…

午後は予定通りStefがしばらくやってきて、彼女がお仕事に出かけた後、とても珍しいお客さんが!

普段はFiss Ladisと言うスイスの国境の近い、オーストリアの西側のスキー場で働いているゆうこちゃんが来たのです!

いろいろ話していて分かったのですが、私たち多分7年か8年ぶりの再会でした。初めて会ったのはキルヒベルグのスクールの寮。その時、ビザがおりなく、帰国をしなくちゃいけなくなった彼女にオーストリアでいつかスキーを教えられるように少しアドバイスをしたのが知り合ったきっかけ。

あの時泣く泣く帰った彼女ですが、もうFiss Ladisで5年間も働く立派なスキー教師になっています!
キルヒベルグに講習を受けに来たので後3日は滞在するとのこと。いる間にまた会ってお話をするのが楽しみです^0^♪


2013年3月2日土曜日

Marieのお家

今日はお客さんの入れ替え日。

これで今シーズンの一番忙しい時期は後はイースター(復活祭)を残すだけ。
学生のお友達もまた今日、明日とそれぞれの学校に戻っていきます。

そんなわけで、昨日はMarieのところに遊びに行きました!お母さんの車で迎えに来た彼女の運転は相変わらずスリリング!!!


Vickyと3人でゲラゲラ笑いながら無事お家に到着。

お家ではお母さんのSilviaが一所懸命Steirisches Schnitzelを作ってくれていました。有名なWiener Schnitzel(仔牛のカツレツ、この辺ではポークバージョンが多い)は名前の通り、ウィーンの名物。Steirisches Schnitzelはシュワちゃんの出身のシュタイヤーマルク州の名物でWiener Schnitzelのパン粉にかぼちゃの種などを混ぜてフライパンで焼きます。

右のSilviaの前に小さく映っているのがSteirisches Schnitzel

ご飯を食べた後、キルヒベルグのバーに繰り出しました。車ではなく松葉杖での移動だったので、まずはMarieのお家に一番近いLondon Pub。昔は一番人気だったこのパブも、その後できた、現在一番人気のEisbarにお客さんを持っていかれ今はガラガラ。私たちはゆっくり座れるし時々行くのですが、あまりにも閑散としていたのでやっぱりEisbarへ移動することに。

Eisbarまで背負うと最初張り切っていたMartin。
ですがLondon Pubの奥の席から入り口でダウン。
やっぱり、重すぎでした(笑)

Eisbarはオランダ人に大人気の、オランダ人用のバー。音楽もDJもオランダ語。そして私のスクールのオランダ人もやっぱりここに勢ぞろい。

混んでいていつも押し合いへし合いなのでちょっと不安でしたが、久々に皆に会えてお話ができたし、皆が私が倒れないように守ってくれたのでなかなか楽しかったです。

Eisbarは12時で終わるので、今度は私のペンションがある丘の上のBoomerangへ移動。松葉杖で坂を上がるのはなかなか大変でしたがなんとか到着♪ いつもは地元の人でいつも賑わっているBoomerangもなぜか昨晩は割と静か。

そこでゆっくり4人でお話タイム。すっかり話し込んで最後は眠くて席を立つのが辛いくらいの状況でした。

Marieは今日電車に乗ってウィーンに戻っていきます。そうやって少しずつシーズン終わりの足音が近づいてきます…

2013年3月1日金曜日

3月

今朝、カーテンを開けたら、素晴らしく青い空でした。

今年のキルヒベルグは曇りや霧が多く、晴天の日が少なかったように思いますが、昨日、今日と気温も暖かく、気持ちいいくらいいい天気です。

すっかり春めいてきたなと思ったらもう3月!

毎年の事ですが、2月はどこに行ったのだろう?と思わされます。

2月があっという間に過ぎてしまうのは一番忙しい時期だからかと思っていましたが、怪我をして家の中でほとんど過ごした今年も2月はあっという間でした。

振り返ると、えっちゃん達が来て、世界選手権が始まり、お寿司パーティーがあって、豊田とゆーこがが来て、お部屋の引っ越しがあって、ミュンヘンへ行って、シュンロウさんのお別れ会があって…と結構いろんなイベントがありました。

まだまだ帰るまで時間があると思っていましたが、もう10日程しかありません…

少しずつ身辺整理を始めながら、借りていた本やDVDを片っ端から読んだり、見たりしています。
この足の状態でいつものようにちゃんと片づけをし、帰国できるのかちょっと心配ですが… やるしかないのです!

2013年2月28日木曜日

すごいパズル!

今回ミュンヘンのえっちゃんのお家ですごいものを見せてもらいました!

朝起きて、子供たちとパズルをやり始めました。一見普通のパズルですが…


このパズルただのパズルじゃなく、なんとしゃべるパズルなんです!

太いペンのような形をした装置がついてきて、その装置をパズルのいろんなところに持っていくとそこの絵にまつわるお話をしてくれたり、その人物が話たり、動物たちの鳴き声が聞こえたり、鳥のさえずりが聞こえたりとすごいんです!!!!

こんなすごいパズルがあるなんて驚き! 子供たちも大好きなようで、何度も何度も果物屋さんと八百屋さんの絵のところに装置を当てて遊んでいました。

カイトくんパズルに夢中です!

ドイツでも、日本でも果物屋さんや八百屋さんは元気な大きな声で野菜の新鮮さや果物の美味しさを宣伝するんだなと思いました!

そしてこのパズル、ゲームモードにすると、一つの絵を探し、そこに行くとまた次の絵を探し…という形でちょっとした宝探しみたいな感覚のゲームも遊べるんです!

こんなすごいパズル日本にもあるのだろうか? 他にパズルの立体地球儀とかいろいろあるらしい。ちょっと欲しくなってしまいました^0^♪

2013年2月27日水曜日

シュンロウさん

1月の終わりに来たシュンロウさん。

一ヶ月の滞在だから結構時間はあるなと思っていましたがそれもあっという間。
今日はオーストリアでの最後の夜。明日もう飛行機に乗って帰国します。

こちらに来て何度もお見舞いに来てくださり、そのおかげで今年は今までになくいろんなお話ができました。人生の先輩から様々なアドバイスをもらいとても感謝しています。

そんなシュンロウさんにお別れを言うため、皆スケジュールを調整してくれ、今日はキルヒベルグで集合しました。


場所は、私のペンションのすぐ隣のKirchenwirt。松葉杖で10歩ほどのところです。

のりちゃんからも美味しいと聞いていたし、恵美子さんと相談してここに決めました。

ここのレストランはジビエ、狩猟肉を出すので有名。恵美子さんの旦那さん、Williは狩猟肉が大好きだそうです。

壁にもたくさん狩りのトロフィー(頭蓋骨と角)が飾られています。


before

こうやって狩られた3種類の鹿が調理されこんな風になりました!


after

gams(アルプスカモシカ)、reh(ノロシカ)、hirsch(鹿)の三点盛り。

食べ物にうるさい元シェフのWilliもシュンロウさんもお肉がやわらかくて美味しいと言っていました!Williがレストランに来て美味しいと言うのは初めて聞いたかも??喜んでもらえて本当に良かったです♪

私とえみこさんはホウレンソウとチーズとtopfen(カッテージチーズ)が詰まったラビオリ。横に添えてあるのはチーズ好きの私たちが見逃すことができなかったカマンベールチーズ揚げ。両方絶品でした♪


ルカは鹿肉のgoulasch(シチュー料理)。


そして、それぞれのごちそうを食べた後、もちろんデザートタイム^0^♪ Kaiserschmarren(粉砂糖がかかったカットされたパンケーキ)、Eispalatschinken(アイスのクレープ包み)、そして私の大好きなMohr im Hemd(チョコレートケーキ)! シュンロウさんは大きなWies Bier(白ビール)?!

食べることに夢中でMohr im Hemdの写真しか撮れていません…

いろんな話をし、とても楽しいお食事でした♡^0^♡

そして、食べ終わって一息ついたところで気付いたビッグサプライズ!

野うさぎハンター!かっこいい♡

さすが、狩猟肉の専門店です!

2013年2月26日火曜日

自転車にスキーブーツ

今朝はキルヒベルグのペンションのいつものお部屋で目を覚ましました…

昨日夜遅くえっちゃんの旦那さんのOliverがキルヒベルグまで送ってくれたのです… 楽しいミュンヘンの日々はあっという間。4日間の滞在が夢のようです。

行きは大きなリュックと小さなリュックだけだったのに、帰りはどちらのリュックもパンパンになり、更に買い物袋2つ増えてしまいました!

忙しいなかいろんなところに連れて行ってもらい、本当に楽しかったです!いろんなものを食べたり、買ったり、見ました。

見たと言えば、今回一番笑えたのが昨日のスーパーの帰りに見かけた少年。

自転車に乗っていた彼は大きなリュックを背負い、そこにショートスキーと折り畳み式ストックを括り付けています。コンパクトにまとめているなぁと思いながら、遠い昔、自分も荻窪の駅まで長ーいスキーを自転車で運んだ事を思い出しました…

車の中で彼の話題でもりあがり、何回か、追い越し、追い越されるうちにえっちゃんがすごいことに気付きました。

なんと、この少年、スキーブーツで自転車を漕いでいるんです!!!

私も何度かスキーウェアを着て、ブーツのかかったリュックを背負い、今にも滑りだしそうな感じでスキーとストックをそのままカバーもつけず担ぎオーストリアの電車に乗り込んだことがあり、そんな自分のことをちょっとすごいと思っていましたが、この少年には完敗です!!!

どうしても写真をとりたくえっちゃんに追いつくようにお願いしました…
車からなのでちょっとぶれているし、窓の反射もあるのですが、
この少年の姿をお楽しみあれ!

2013年2月25日月曜日

ミルカワールド

またまた朝寝坊をし、のんびり朝ごはんを食べてから今日はえっちゃんが勧めてくれたミュンヘンの都心にあるミルカワールドに向かうことにしました。

Milkaは私の大好きなチョコレートのブランド。スイスで生まれ、今は大手のKraftが製造しています。紫の牛で有名で、多くのスキーの選手のスポンサーもしています。

そのMilkaが誕生111年を祝いミルカワールドを開店。111年の意味は良く分かりませんが、ミルカ好きとして見逃すことができません。

お店に入るとアルプスの山小屋風… 


お店の中にはミルカのチョコレートや商品がたくさん♪ コップ、モコモコスリッパ、ぬいぐるみを始め、T-シャツ、チロル衣装やなんと、スキーまで!!!そしてイースター(復活祭)が近づいているのでイースターの卵やウサギなどの商品ももりだくさん!

オーストリアのスーパーでよく見かける商品もたくさんありましたが、見たことがないチョコレートもいっぱい。大興奮でかごいっぱいチョコレートを買ってしまいました!






2013年2月24日日曜日

初ギリシャ料理

えっちゃんのお家に来て3日目。

今日はのんびり日曜日。10時頃、3階にあるお部屋から居間に降りて行ったら子供達はとっくに活動を開始していたらしくトランプやカルタで床がいっぱい!

子供達は本当に元気です!!!

遅めのブランチはワッフル♬ ワッフルメーカーで手作りです! Nutella、ハチミツ、シナモン&お砂糖をかけて食べてとても美味しい(*^_^*)

ご飯の後いろいろやっていたらあっという間に3時に… もともとは日曜日でもお店が開いている飛行場に遊びに行こうという計画だったのですが遅くなったのでお家でのんびりすることにしました。

そして夜は近所のギリシャ料理屋さんに行くことに。
初めてのギリシャ料理でドキドキ。



前菜は皆でムール貝とtzatziki。ムール貝は白ワインで煮てガーリックを効かせ絶妙な味🎶 ソースをパンに染み込ませて食べると最高です!tzatzikiはヨーグルトにキュウリとガーリックをまぜ、ピュレにしたもの。これもパンにつけたりお肉につけたり、あっさり味で美味しいです。

メインはチーズ好きな私としては見逃すことができないgyrosとsouvlakiのチーズ焼きを注文しました。gyrosはケバブ屋さんでよく見るような回転台に縦長におかれ焼かれ、ケバブみたいに削って食べるお肉。souvlakiは「串刺し」という意味らしく、いろんなお肉を串にさして焼いたもの。チーズ焼きはそんないろんなお肉をトマトソースのグラタン風に焼いたもので、かなりのボリュームでした!!!



満腹で半分食べたところでダウン。残りは持ち帰り用に包んでもらったあとデザートが出てきました。



loukoumadesというもちもちしたドーナッツにハチミツがかかっていて、真ん中にはギリシャのヨーグルトquarkが盛ってありました。ドーナッツにたっぷりハチミツをつけ、ちょっと酸っぱみがあるquarkと一緒に食べるとなかなか美味しい!!!リーナちゃんもたくさんの食べていました。私もお腹パンパンにもかかわらず、もちもちしたloukoumadesの食感に魅せられ2つも食べてしまいました。

えっちゃんのお家に来てからちょっと食べ過ぎの毎日かもしれません(^^;;